みかんの皮、白いスジはとって食べる? ブログネタ:みかんの皮、白いスジはとって食べる? 参加中
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みかんの皮って、干すと陳皮ちんぴ)といって七味唐辛子に入ってるものになります。量的にはたいしたことないにしろ、食べる機会としては決して少なくないと思うんですよね。

きんかんなんて、熟したものを皮ごとがじがじ食べるんだから、みかんの白いスジを取るなんて一体誰が始めた習慣なんだと思います。きっとカンヅメのミカンを生のみかんで再現したかったんだな。

まあ、オレンジやグレープフルーツでは確かに白い部分は食べないですけどね。あの白いのはスジというより分厚い肉って感じですが。

今、道を歩くと黄色いゆずが実っている木をみかけたりしますが、話によるとあれは結構ご家庭で収穫して使うものなんだそうですね。大量に実ると料理だけでは使い切れないのでゆずシロップやゆず茶にして保存するんだと聞きました。

私、「ゆず茶 」ときいて、「ジャスミンティ-」みたいにお茶に入れて香りを楽しんで飲むのかと思っていたら、さにあらず。マーマレードみたいな瓶詰めにしたのをスプーンですくって湯呑みに入れて、お湯で溶かして飲むんだとか。そういえば韓国出身のお友達にふるまわれた事があったわ。あれが「ゆず茶」だったのね。

その時そのお友達が言うには「これ(とあるブランドのゆず茶)は韓国でしか買えないので、帰国するたび買い込んで来るのよ」って事だったんで、てっきり「ゆず茶というのはきっと特殊な製法で作られているものなんだ」とワタクシ勝手に思い込んでおりました。

ところがたまたま今日届いたメ―ルを読んでたら、なんと「
ゆず茶 は自分でも作れる」と書かれてるじゃありませんか! びっくりしましたね~。

早速メールで紹介してもらったサイト にとんでみました(こちら )。

するとそこに書かれていたゆず茶作り方を読んでさらにビックリ。
だって、火を使わないんですよ!
マーマレードのように絞った果汁を煮詰めるということもなくて、ただ皮と実に分けて切った柚と、同量の氷砂糖を3分の一ぐらいずつ広口の瓶の中に交互に重ねていくだけ!
こ、こんな簡単でいいの?!
ここにホワイトリカー注ぎ込んだらそのままゆず茶通り越して(?)ゆず酒ができあがるんじゃないかってぐらいの、プリミティヴな作り方。梅干しよりよっぽど簡単だわ。

問題は、そのあとできあがるまで、すなわち氷砂糖が完全に溶けきるまで一週間黙っていい子で待てるかどうかですね、できてるかな~ってフタあけたりせずに。早くできろー!! と瓶をガタガタ激しくゆすぶったりもせずに。やっていいのは精々「早く溶けてね♪」と優しく振るぐらいという――短気な私にはこれが一番難しいかも。

この、できあがりまでの一週間をじっと我慢の子ですごさなければいけないというのがゆず茶の作り方の極意というか秘密の製法なんでしょうかね~。

できがりはこんな感じ。
別のふた付きの容器に移して、冷蔵庫で保管します。






今度ゆずを頂いたら作り方もめでたく分かったことだし精神修養を兼ねて「ゆず茶」作りに挑戦してみようかしら。まずは氷砂糖を買わなくっちゃね♪

そうそう、ゆず茶の作り方には「白いスジをはずす」はありませんでした。
そんな面倒な事しなきゃいけないんだったら、まず作らないもんね♪