シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

>週刊少年ジャンプの看板コミック「銀魂」を、劇場版として映画化したSF時代劇『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』の前売り券が12月12日より発売され、驚異的な売り上げを見せていることがわかった。

 『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』の劇場前売り券は、全国9都市12劇場にて第1弾特典(映画化記念クリアファイル)付きで発売開始され、12、13日の2日間で7,849枚 (一般、小人、ペア券あわせて)という売り上げを記録。前売り特典は初日で早くも在庫切れが続出するほどで、引換券で対応する劇場も現れた。前売り券はシ ングル券とペア券でそれぞれオリジナル絵柄となっており、券面もプレミア感のある仕上がりで、10枚単位で購入するファンも現れたとのことだ。


 この背景には、ちょうど今、同じ週刊少年ジャンプで連載している漫画「ワンピース」の劇場版『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』が記録的な大ヒット上映中で、映画館に足を運んでいる客層が重なっていることも一つの理由として考えられる。


 新宿バルト9の支配人はこの現象について、「発売開始当日はオープン前から並んで買い求めるお客様も多くいらっしゃいました。以降、連日買い求め るお客様が絶えません。スタートからこれだけ前売り券が売れる作品は近年稀です。どこまで伸びるのか想像がつきませんね」と早くも映画の大ヒットを予感し ているようだった。


 「銀魂」の映画化は、ファン待望でもあり、この人気の底力をチケットの売れ行きから証明したことになった。配給会社によると春には第2弾特典も予定されており、さらなる盛り上がりが期待されている。


映画『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』は2010年ゴールデンウィーク公開