シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

2000年に最愛の母親を亡くしたサンドラ・ブロックが、今も母親を恋しいと思いながらも、母親のおかげで人生がいかに貴重かを知ることができたという。

 「母がこの世にいなくなったことを受け入れるのに2年間かかったわ。時間と共に楽にならずにつらくなっていくの。でも、それも悪くない。ちゃんと 感じて、価値のあるものとして受け止めているわ。人生を行き急いでいるわけじゃないもの。キャンドルを作ったり、化学療法を受けている女性たちが家族と過 ごせる場所を作ったりと、母が始めたことをわたしが引き継ぐのがとても楽しい」と語る。

 45歳になったサンドラは、女優よりもずっと大切で満たされることがあることにも気づいたという。「何をするために自分がここにいるのかを知るた め、常にコミュニケーションをとって、いろいろなことをしているの。女優になるために存在しているわけじゃないことは断言できるわ。人を笑わせるためにい るのかもしれないけど、お金を稼ぐために人を笑わせて、そのお金で何かを作り上げるんだと思う。すべては輪になっているの。その何かが見つかるまで止まれ ない」とサンドラは言っている