eiga.com より(以下一部抜粋)

2005年に400万ドル(約4億円)でロバート・ラドラム のポリティカルスリラー小説「囁く声」(77年発表)の映画化権を取得した米パラマウントが、そのプロジェクトのメガホンを、「ネバーランド 」「007/慰めの報酬 」のマーク・フォースター 監督に託すことに最終決定したようだ。

米バラエティ誌が報じたもので、現在は「ウルヴァリン/X-MEN ZERO 」の俳優でもあるピーター・オブライエン が原作小説を脚色中。ワシントンDCの実力者についての陰謀小説を書いた作家を主人公としたスリラーで、プロデューサーも務めるレオナルド・ディカプリオ が主役の作家ピーター・チャンセラー役として最終調整中だという。


ラドラムと言えば「暗殺者 」を原作とした「ボーン・アイデンティティー 」から「ボーン・スプレマシー 」にいたるジェイソン・ボーン3部作で有名。現在、「マタレーズ暗殺集団」がデビッド・クローネンバーグ 監督、デンゼル・ワシントントム・クルーズ によって映画化中、「狂気のモザイク」もまたロン・ハワード 監督によって映画化中。ハリウッド垂涎の原作となっている。




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ラドラムの小説世界にようやく現実が追いついたというべきか、ラドラム作品の映画化の手法がハリウッドに定着したとみるべきか、どちらでしょう?