eiga.com より(以下一部抜粋)

 ピクサー・アニメ「ウォーリー 」のアンドリュー・スタントン 監督が、エドガー・ライス・バロウズの冒険SF小説を実写映画化するディズニー映画「火星のプリンセス(John Carter of Mars)」の撮影がロンドンでスタートしたことを、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが正式発表した。

これまで発表されていた同作のキャストは、テイラー・キッシュ(地球人ジョン・カーター 役)、リン・コリンズ (赤色人国家ヘリウムの王女デジャー・ソリス役)、サマンサ・モートン (緑色人サーク族の娘ソラ役)、ウィレム・デフォー (緑色人サーク族の副首領タルス・タルカス役)、トーマス・ヘイデン・チャーチ (緑色人サーク族の皇帝タル・ハジュス役)、ドミニク・ウェスト (赤色人ゾタンガの王子サブ・サン役)。新たに加わるのは、「ミュンヘン 」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 」のキアラン・ハインズ と、「スパイキッズ 」「Disney's クリスマス・キャロル 」のダリル・サバラ で、サバラはのちに「ターザン 」「火星のプリンセス」の作家となる主人公ジョン・カーター の10代の甥、エドガー・ライス・バロウズを演じる。


美術監督は「ダークナイト 」「パブリック・エネミーズ 」のネイサン・クロウリー、撮影監督は「M:i:III 」「スター・トレック 」のダニエル・ミンデル、衣装デザインは「アバター 」「アポカリプト 」のマイェス・C・ルベオといったクリエイティブスタッフも併せて発表された。


スタントン監督は「僕は、『火星のプリンセス』のキャラクターたちやあの世界を大きなスクリーンで見ることを待ち続けてきた。そんな夢のような映画を僕が撮ることができるなんて、予期せぬ贈り物のようだよ」と述べている。いまや世界興収第2位となった「アバター 」の元ネタとも言われる冒険SF小説の古典を、ピクサー・スタジオの天才、スタントン監督がどう映像化するのか楽しみだ。全米公開は2012年予定。