eiga.com より(以下一部抜粋)

>米経済誌フォーブスが過去5年間で大赤字を出したハリウッド映画ワースト15を発表した。いずれも観客を集められるAリストスターの主演作品ばかりであり、製作費とそれに対する興収(全世界での売上)を比較したランキングになっている。

その不名誉な第1位は、オスカー俳優のショーン・ペンケイト・ウィンスレット 共演の「オール・ザ・キングスメン 」(06)。ソニー・ピクチャーズは約5500万ドルの製作費をかけて、全世界で興収はわずか900万ドル。製作費に対して、わずか16%しか回収できなかったということで、84%にあたる4100万ドルをドブに捨てたという計算。


第2位はデニス・クエイド 主演のユニバーサル・ピクチャーズのアメフト映画「The Express 」、第3位はユアン・マクレガーナオミ・ワッツ 共演の20世紀フォックス映画のスリラー「ステイ 」(05)で赤字がそれぞれ75%、73%。


第4位はワインスタイン・カンパニーを倒産の危機に陥れたクエンティン・タランティーノ ロバート・ロドリゲス 監督の「グラインドハウス」(07)。全米では「デス・プルーフ」と「プラネット・テラー」の2本に分けてで同タイトルで公開された。15位までは以下の通り(製作費、興収は100万ドル単位に省略)。


1.ショーン・ペン 主演「オール・ザ・キングスメン 」(06)
製作費5500万ドル/興収900万ドル/赤字84%


2.デニス・クエイド 主演「The Express 」(08)
製作費4000万ドル/興収1000万ドル/赤字75%


3.ユアン・マクレガー 主演「ステイ 」(05)
製作費3000万ドル/興収800万ドル/赤字73%


4.カート・ラッセル 主演「グラインドハウス」(07)
製作費6700万ドル/興収2500万ドル/赤字63%


5.エディ・マーフィ 主演「Imagine That 」(09)
製作費5500万ドル/興収2300万ドル/赤字58%


6.ヒュー・ジャックマン 主演「ファウンテン 」(06)
製作費3500万ドル/興収1600万ドル/赤字54%


7.ニコール・キッドマン 主演「インベージョン 」(07)
製作費8000万ドル/興収4000万ドル/赤字50%


8.ブラッド・ピット 主演「ジェシー・ジェームズの暗殺 」(07)
製作費3000万ドル/興収1500万ドル/赤字50%


9.ジョン・C・ライリー 主演「ウォーク・ハード 」(07)
製作費3500万ドル/興収2100万ドル/赤字40%


10.マイク・マイヤーズ 主演「愛の伝道師 ラブ・グル 」(08)
製作費6200万ドル/興収4100万ドル/赤字34%


11.ビリー・ボブ・ソーントン 主演「School for Scoundrels」(06)
製作費3500万ドル/興収2400万ドル/赤字31%


12.ウィル・フェレル 主演「マーシャル博士の恐竜ランド 」(09)
製作費1億ドル/興収7000万ドル/赤字30%


13.エディ・マーフィ 主演「デイブは宇宙船 」(08)
製作費6000万ドル/興収5000万ドル/赤字17%


14.シャーリーズ・セロン 主演「イーオン・フラックス 」(05)
製作費6200万ドル/興収5200万ドル/赤字16%


15.マシュー・ブロデリック 主演「プロデューサーズ 」(05)
製作費4500万ドル/興収3800万ドル/赤字16%