シネマカフェネット より(以下一部抜粋)
>全米の映画・テレビ俳優が加盟する映画俳優組合(SAG)の組合員投票によって決まる第16回映画俳優組合賞授賞式が23日、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催された。
主演賞および助演賞は男優、女優とも先に発表されたゴールデン・グローブ賞と全く同じ、そのほか前哨戦の各賞でも健闘中の顔ぶれで、主演男優賞はジェフ・ブリッジス(『Crazy Heart』<原題>)、主演女優賞はサンドラ・ブロック(『しあわせの隠れ場所』 )。助演男優賞はクリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』 )、助演女優賞はモニーク(『プレシャス』 )。
俳優に対する表彰のみのSAG賞において、ほかの映画賞における作品賞的な位置づけとなるアンサンブル演技賞を受賞したのは、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』 。ちなみに昨年、同賞を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』 がアカデミー賞作品賞に輝いている。『イングロリアス~』 は3月発表の第82回アカデミー賞において、SAG賞では候補に入らなかったジェームズ・キャメロン監督の『アバター』 の好敵手となりそうだ。
第82回アカデミー賞は来る2月2日午前5時30分(現地時間)にロサンゼルスでノミネーションを発表、3月7日にコダック・シアターで授賞式が行われる。今年は作品賞候補の数が、例年の5本から10本に変更になっている。