実話を基にした少女監禁事件の映画化「この20年で最も恐ろしい作品」とスティーヴン・キングも警告!
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)>ホラー小説家スティーヴン・キングに「この20年で最も恐ろしい作品」と言わしめた映画『隣の家の少女』の予告編がオフィシャルサイトで解禁された。
本作は、キングが称賛する小説家ジャック・ケッチャムによる同名小説を映画化したバイオレンス・スリラー。1960年代のアメリカ・インディアナ 州で実際に起こった少女監禁陵辱事件をモチーフにケッチャムが執筆した原作は、1989年の刊行以来、アメリカ文学史上最も悪趣味で読む者すべてを落ち込 ませる1冊として有名なカルト小説。その後ケッチャムが生み出した「オンリー・チャイルド」「ロード・キル」「黒い夏」などの内容も過激で、その作風はキ ングも激賞していることで知られている。
中でも今回映画化された「隣の家の少女」はレベルが高く、これまで多くの監督、プロデューサーが映画化に試みるも倫理的問題からかすべて頓挫。そ のためこの原作小説は、映画化は絶対に不可能な禁断の書としてその名をとどろかせていた。そんな本作の映画化に成功したのは、長編2作目となるグレゴ リー・M・ウィルソン監督。キングは「少なくともこの20年間で最も本質的に恐ろしい、ショッキングなアメリカ映画」と絶賛しつつ、「不安な人は観ない方 がいい」と警告を発している。
スタッフ・キャストは無名で、製作もインディペンデントだが、だからこそできる表現もある。そして無名キャストであることがより一層の恐怖感を与えることも。人間の残酷さと闇をあぶりだした本作は、原作小説以上の力を持っているのかもしれない。
映画『隣の家の少女』は3月13日よりシアターN渋谷ほかにて全国公開