毎日新聞

引退を表明した横綱・朝青龍関(29)は4日、師匠の高砂親方と共に東京・両国国技館で会見し、「横綱として責任を感じている。ご迷惑をおかけした」などと語った。

 朝青龍関は「最後にけじめをつけるのは僕しかいない」と述べ、日本相撲協会の処分を受ける前に自ら引退を決意した心境を説明した。今後については「今は ちょっと休みたいなというのはあります」と語った。「相撲に対する悔いは一切ありません」と気丈に振る舞ったが、土俵での思い出を問われると、涙をハンカ チでぬぐう場面も見られた