eiga.com より(以下一部抜粋)

>吉永小百合 、笑福亭鶴瓶主演、山田洋次 監督作「おとうと」が2月13日、観客動員100万人を突破した。1月30日に封切られた同作は、公開から15日間で約101万人を動員する好調な興行展開を見せている。

全国304スクリーンで公開された同作は、オープニング2日間で観客動員21万8000人、興行収入2億3600万円を記録。これは、興収21億5000万円を稼いだ山田監督の「母べえ 」との対比で143.2%。2月1日も「映画の日」だったことが奏功し、早々に動員30万人、興収3億円を突破していた。


興収100億円を突破した「アバター 」、2位に鎮座する「オーシャンズ 」 に続き、邦画トップの3位を死守している「おとうと」。第60回ベルリン国際映画祭のクロージング作品に選出された快挙に続き、山田監督が同映画祭の特別 功労賞にあたるベルリナーレ・カメラ賞を受賞。吉永とともに2月20日(現地時間)の上映に合わせて渡独するが、今回は阿部勉 との共同監督で松竹と立命館大学が共同製作した「京都太秦物語」もフォーラム部門で上映される。同映画祭で同じ監督による新作2作品が上映されるのは極めて珍しいケースであり、日本での興行にも大きな相乗効果をもたらす可能性が出てきた