シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

 クリスチャン・ベイルを主演に迎えて期待されたシリーズ4作目『ターミネーター4』が酷評され、同作を製作して多額 の負債を抱えたハルシオン・ホールディング・グループが『ターミネーター』シリーズの権利を売却することを決めたにもかかわらず、いまだ続編でもメガホン を取りたいと意欲を示しているマックG監督。

 そんなマックG監督に助け舟を出すかのように、20世紀フォックスが新作映画『ディス・ミーンズ・ウォー』(原題)の監督としてマックGと交渉中 であると業界紙ハリウッド・レポーターが伝えた。同作は、すでにリース・ウィザースプーンとブラッドレイ・クーパーの主演が決まっており、同じ女性に恋を した親友同士の争いをコミカルに描くラブコメディとなる。マックG監督にとってラブコメディ映画は初めての挑戦となるが、『チャーリーズ・エンジェル』シ リーズにちりばめられたユーモアから、おしゃれで楽しい映画を作ってくれそうな予感がする。本作は、1998年に20世紀フォックスが脚本を買い付け、映 画化を進めてきた企画で、当初はマーティン・ローレンスが主演に決まっていた。リースをめぐってブラッドレイと争う、もう一人の主演男優が誰に決まるか気 になるところだ