@ぴあ より(以下一部抜粋)

人気TVドラマシリーズの完結編となる映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』で天才詐欺師・秋山深一を演じた松田翔太が、映画公開前に雑誌「ぴあ」のインタビューに応じた。



Who killed Cock Robin?



『ライアーゲーム…』は、巨額のマネーをかけて行われる頭脳戦“ライアーゲーム”に巻き込まれてしまった女子大生・神崎直(戸田恵梨香)が、秋山(松田) の助けを借りて、次々と降りかかる難題に挑む物語。映画版では、11人のプレイヤーが優勝賞金50億円をかけて“エデンの園ゲーム”に挑む。

劇中では、どんな状況でも冷静で、明晰な頭脳で相手の嘘を見破っていく秋山役の松田は「嘘は大っ嫌いですね」と言う。「もちろん俳優としてうまく嘘をつく ことは必要だけど」と前置きしたうえで、カメラの前を離れた時には「嘘をついてごまかすよりも、本当のことを言ってだまされるほうがいい」とコメント。そ の姿勢は、相手に対する信頼の置き方にも表れているようで「信頼はコトバで確認するものではない、というのが僕の考えです。恋人でも友だちでもお互いに決 定的な何かがひとつでもあれば、愛情を持って本質的なものを見ることができるはずだし、いちいち確認する必要はないと思うんですよね」と話す。

クールな役柄が多い松田だが、ギャップを活かした役作りをすることもあるという。松田は「観てくれている人たちのなかに松田翔太とはっていうイメージがな いとギャップは生まれないわけだから、自分のキャラクターがある程度できあがっていたほうがいいと思います。でもそのイメージだけにとらわれて、重荷に なってしまうのはよくない。意識的にギャップを楽しめれば、俳優としての幅が広がっていきますよね」と語った。

※インタビューの全編「松田翔太 惑わす男」は、発売中の「ぴあEX」に掲載

『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』
2月6日(土)全国東宝系公開