MovieWalker より(以下一部抜粋)


レオナルド・ディカプリオが、エスクワイア誌の独占インタビューに応じ、自分の人生にインパクトを与えてきた映画界のヒーローについて激白している。


多数いる共演者の中で最も印象に残っている男優は、『ディパーテッド』(06)のジャック・ニコルソン。

「普段はセリフにあまり感情をこめずに淡々としゃべっているが、ここぞという瞬時にみせる感情の爆発は、演技とは思えないほどの迫力だ」

というのがその理由。


そして女優は、レオがまだ18歳だったときに『マイ・ルーム』(96)で共演したメリル・ストリープ。

「映画中と現場にいるときがあまり変わりのないナチュラルな人で、世界で最も優れた女優」

と大絶賛だ。


そして監督といえば、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(01)から『シャッター アイランド』(2月19日全米公開)まで、4回もタッグを組んできたマーティン・スコセッシ監督の名を挙げるのは至極当然の話。だが、

「マーティ(スコ セッシ監督の愛称)とひけをとらないほど才能のある監督を挙げるなら、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)のスティーブン・スピルバーグ監督 だけ。彼らは、とても似ているんだ」

とバッサリ。多くの巨匠たちとタッグを組んできてるにもかかわらず、これだけはっきりとした物言いは、何かを覚悟した かのようなレオの固い意志が感じられる発言だ。


最後に、レオが最も好きな映画トップ5は、『自転車泥棒』(48)、スコセッシ監督作『タクシードライバー』(76)、『8 1/2』(63)、『2001年宇宙の旅』(68)、そして故ジェームズ・ディーン主演の『エデンの東』(55)で、『エデンの東』は、5回も連続で観る ほどハマったそう。


これら結果を見ると、俳優レオがどのように形成されてきたのかが見えてきて、とても興味深い