eiga.com より(以下一部抜粋)

ディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ 監督(「2012 」)が、アイザック・アシモフ のSF小説「ファウンデーション」の映画化プロジェクトに関して米MTVのインタビューに答え、同作を「アバター 」同様の3Dモーションキャプチャーで製作することを明かした。

「ファウンデーション」シリーズは、日本では「銀河帝国の興亡」や「銀河帝国興亡史」のタイトルでも知られる全7作からなるアシモフの代表作。1年 前の09年1月、コロンビア・ピクチャーズがその第1作から第3作までの3部作の映画化権を取得、エメリッヒ監督がメガホンをとることになった。同監督に よると、「プライベート・ライアン 」の脚本家ロバート・ロダット が脚色にあたった「ファウンデーション」の脚本が近々完成する予定で、映画版も同じく3部作として製作されるという。


エメリッヒ監督は、銀河系を舞台に壮大なスケールで描かれる同作を映画化するにあたって、「フルCGにする以外、あの世界を再現する方法は思いつかない」とコメント。さらに、「おそらく、今後は大作映画はすべて3Dにする必要があるだろう。『アバター 』のおかげで、3D映画のほうがより多くの予算がもらいやすくなったのも事実だ。私は『アバター 』の撮影現場にも行ったが、その後の仕上がりを見て、これこそが映画作りの究極の方法だと実感した」と話した。