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「亡国のイージス」「ローレライ」などの作家・福井晴敏さんが手掛けて話題となった小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」が20日~3月12 日、全国5都市8館で「プレミアビュー」と銘打って2週間限定で披露される。DVD・ブルーレイディスク(BD)1巻は3月12日に発売、2月20日から は、PS3とPSP向けのネットワークサービス「プレイステーション」でダウンロードレンタル(700円、HD版1000円)もされる。

 アムロとシャアの最後の戦いを描いた劇場版「逆襲のシャア」から3年後、宇宙世紀(UC)0096年、ジオン共和国の自治権放棄を数年後に控え、 「一年戦争」(初代・機動戦士ガンダム)から続く戦乱の世も終わりを告げるかのように平穏を取り戻していた。工業コロニーの「インダストリアル7」に住む 少年バナージ・リンクスは、オードリー・バーンという謎の少女に出会う。地球政府に影響力を持つ財閥「ビスト財団」とネオ・ジオンの残党組織「袖付き」 が、禁忌の箱といわれる「ラプラスの箱」の取引を図る。それを阻止しようとするオードリーの行動に協力するバナージだが、同じく箱の取引を止めようとする 地球連邦軍も加わり、コロニーは戦場と化し、バナージは戦いに巻き込まれ、モビルスーツ「ユニコーンガンダム」と出会う……というストーリー。


 キャラクターデザインは安彦良和さんで、数々のガンダム作品を手がけたカトキハジメさんがメカニカルデザインを担当。制作は「ガンダム」シリーズのサンライズ。劇場ではBDが先行販売される。DVDは3990円、BDは5040円。全6巻の予定。