綾香“海外デビュー”だ-。歌手、平原綾香(25)が世界的ミュージカル「オペラ座の怪人」の続編「ラブ・ネバー・ダイズ」のテーマ曲を日本人アーティストとして初めて歌うことが10日、分かった。

 「オペラ座-」のストーリーを引き継いだ「ラブ-」はニューヨークを舞台に、主人公の怪人が自ら育てた歌姫、クリスティーヌを忘れられず、すでにパリで結婚した彼女を誘う物語。(←男ってしつこい!)


 この2作をはじめ、「キャッツ」など大人気ミュージカルの音楽を担当する英作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバー氏(61)が、「ラブ-」のアルバム 制作にあたり、タイトルでもある最も重要なテーマ曲を「平原に歌ってほしい」と指名。日本語で歌った同曲が、24日発売のサントラ盤「オペラ座の怪人2~ ラブ・ネバー・ダイズ」に収録され、ウェバー氏の作品に日本人アーティストとして初参加する快挙を達成した。

 平原は2月に日本のスタジオでレコーディング。天まで届く伸びやかな歌声に感激したウェバー氏は、彼女をわざわざロンドンの個人事務所に招待。渡英した平原と現地時間9日に対面を果たし、翌10日にミュージカル「ラブ-」の初日公演を一緒に観劇した。

 名作曲家に「彼女の美しい声によって素晴らしい作品が完成した」と絶賛された平原は「最初、私に歌えるか心配でしたが、今はこの作品を歌えることができて幸せ」とほおを紅潮させていた