eiga.com より(以下一部抜粋)

ジェームズ・キャメロン 監 督と20世紀フォックスが、未公開映像を加えた「アバター 」再 編集版の全米再公開を企画していることが明らかになった。

米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、再公開の時期は今年の晩夏ごろを予 定。おもに3DおよびIMAXシアターでの上映となる。またその際には、現在公開中の162分バージョンには含まれなかった未公開シーンが追加されるとの ことだが、アナログIMAXシアターで上映できるのは最長170分までとなっているため、おそらくその範囲に収められることになりそうだ。


た だし、再公開の理由はあくまでも興行面にある。12月18日に全米公開された「アバター 」は、3月に入っても北米2456スクリーン(うちIMAX が179)で上映されていたが、3月5日にティム・バートン 監 督の3D大作「アリス・イン・ワンダーランド 」が公開される と、その規模は2163スクリーン(うちIMAXが8)へと縮小。結果的に、その週の興収は前週比41%のダウンとなった。「アリス・イン・ワンダーランド 」は、「アバター 」を超えるオープニング週末興収1億1630万ドル(約 105億円)で全米映画史上歴代6位の大ヒットスタートを切っており、つまり「アバター 」が近々3D上映館を取り戻す術もないということになる。


すでに全世界で26億ドル以上の興行収入を稼いだ「アバター 」 だが、キャメロン監督含めたプロデューサーたちはまだまだ満足していないようだ。