MovieWalker より(以下一部抜粋)

>ティム・バートン監督にとって、私生活で起こることはホラー映画とは比べものにならないほど、ホラーなことらしい。

米テレビ「ザ・インサイダー」に本人が語ったところによれば、「ホラー映画を観ても、悪夢にうなされたりすることはないんだ。私生活で毎日起こるこ とのほうがよっぽど恐ろしいから、ホラー映画が怖いと思わないんだ。僕にとってみれば、誰かに『学校に行け』とか『朝食を食べろ』って言われることの方が よっぽど悪夢で、冷や汗をかいて目が覚めることなんだ」とか。


「確かに、『エクソシスト』(73)を見たときは本当に怖かった。でも、そういう映画を観ることで、実は日常の恐ろしいことや嫌なことから開放して もらっていて、快適なくらいだ」とも。


かつて第一子が生まれたときも、「ホラーだった」と語っていたバートン監督にとって、日常こそがホラー。とすると、一般人にとって特異に感じるバー トン・ワールドは、実は彼にとっての普通なのだと納得してしまう。