>22日、恵比寿ガーデンプレイスで映画『アリス・イン・ワンダーランド』のジャパンプレミアが開催され、ジョニー・ デップ、ティム・バートン監督が登場した。
会場となった時計広場には、ジョニーとバートン監督という最強コンビのツーショットを見ようとファンが集結。本作でストーリーの鍵を握る重要な キャラクターである帽子屋を演じているだけあって、ジョニーはこの日もスーツに帽子姿。彼らの登場に、会場からはひときわ大きな歓声が起きていた。もちろ んファンへのサインの対応が丁寧な俳優として名高いジョニーだけあって、沿道に集まったファンに向かって、気さくにサインや握手に応じると、泣き出すファ ンの姿もあった。
そしてステージ前方には、高さ20メートル、幅23メートル、奥行きが30メートル、製作日数1か月という巨大な「赤の女王の城のセット」を設 置。恵比寿は一気に不思議の国の世界へと変貌をとげていた。舞台に登壇したバートン監督が
「本日はお集まりくださりありがとうございます」
とコメント、 ジョニーも
「いつもサポートしてくれてありがとうございます。寒い中来てくださり、本当に感謝してます」
と丁寧にあいさつすると、場内は大歓声に包まれ た。ジョニーの今回の日本での滞在時間は最大で15時間という分刻みのスケジュールと言われているが、予定時間を30分以上オーバーするなど、ファン思い の彼らの心意気が伝わるイベントとなった。
ちなみにこの日の日本人ゲストとして、2月25日にロンドンで行われたロイヤルプレミアにも参加したWBA世界フライ級チャンピオン亀田大毅と、 WBC中米ボクシング連盟バンタム級王者亀田和毅、そしてデザイナーのワカマツタダアキ、女優の福田沙紀、谷村美月、さらにモデルの日向千歩、山本美月、 舟山久美子、村田莉、赤谷奈緒子、七菜香らも参加していた。
本作は児童小説家ルイス・キャロルが発表した「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」のヒロインであるアリスの新たな冒険を、ティ ム・バートン監督がイマジネーションあふれる世界観で描くファンタジー。少女のころの不思議な体験を忘れ、19歳になったアリスが、ふたたび不思議の国へ と迷い込み、いつしかワンダーランドの運命をかけた戦いに巻き込まれていく。
映画『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日より全国公開