>三浦春馬さん演じる天才ハッカーとテロリストの息詰まる攻防を描いたテレビドラマ「ブラッディ・マンデイ」の続編「シーズン2」(TBS系)の最終回が
20日放送され、平均視聴率7.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。
【写真特集】ブラッディ・マンデイ シーズン2:三浦春馬主演のサスペンス ドラマ紹介と各シーン
「ブラッディ・マンデイ」は、龍門諒さん原作、恵広史さん画で「週刊少年マガジン」(講談社)に連載されているマンガが原作。「ファルコン」の名で知ら
れるすご腕の高校生ハッカー・高木藤丸が、親友の九条音弥らクラスメートや警察庁の対テロ組織「THIRD-i(サードアイ)」のメンバーとともに、テロ
リストとの頭脳戦を繰り広げる。08年10~12月にドラマ化され、息をもつかせぬスピーディーな展開で話題となった。
「シーズン2」は、前作から2年後、テロ事件で多くの仲間を失った藤丸(三浦さん)は、ショックから立ち直れず、浪人生としてひっそりと暮らしていた。
そんな藤丸のバイト先が、女殺し屋に襲われたことから、藤丸はバイト仲間の水沢響(黒川智花さん)と逃げるはめになる。一方、音弥(佐藤健さん)の祖父で
現首相の九条彰彦(竜雷太さん)に、2年前に現れたテロリスト・折原マヤ(吉瀬美智子さん)から核爆弾テロの予告電話が入る。九条の指示で招集されたサー
ドアイのメンバーは、「核爆弾」が飛行機に搭載されていることを突き止めるが、そこには2年前のテロの首謀者、J(成宮寛貴さん)の姿があった。「核爆
弾」によってハイジャックされた飛行機が東京上空に到達する中、サードアイの新課長、萩原太朗(高嶋政宏さん)は藤丸の招集を決める……というストー
リー。
最終回は、テロリスト・スパイダー(満島ひかりさん)の正体を知り、がく然とする藤丸に、スパイダーは「私はずっとアナタを見ていた」と言い残し、立ち
去った。スパイダーの後をひとり追う藤丸のもとへ、加納(松重さん)や霧島(吉沢さん)らサードアイのメンバーも駆けつける。萩原はついにスパイダーの過
去を突き止め、その事実を藤丸に伝えるが、スパイダーと自分との意外な関係を知った藤丸は苦悩するが、スパイダーの真の狙いが明らかになり、日本を懸けた
最後の戦いに向かう……という物語が描かれた。