eiga.com より(以下一部抜粋)

今年で9回目となる世界最大級のアニメーション総合イベント「東京アニメフェア2010」が開催中の東京ビッグサイトで3月27日、3D アクション映画「牙狼 GARO RED REQUIEM 」の 製作発表会が行われ、雨宮慶太 監督、小西遼生、松山メアリ 斎藤洋介 倉貫匡弘 、影山ヒロノブが出席した。

05年に特撮 TVシリーズとして放映され人気を博し、放映終了後にはスペシャル版も製作された同名VFXアクションが3D映画化される。人間の邪悪な心にとりつく魔獣 “ホラー”と、魔獣を狩る使命を帯びたダークヒーロー、魔戒騎士の戦いを描く。原作も手がける雨宮監督は「牙狼が帰ってきました!」と堂々の帰還宣言。会 場から大きな拍手が沸き起こるなか、「全編デジタル3Dで撮影し、立体(映像)ですさまじいバトルが繰り広げられます。ぜひ劇場で楽しんでください」とア ピールした。


主人公・冴島鋼牙(ガロ)を演じる小西は、「つらい思い出が多い」と苦笑しつつも「どんなに疲れていても、スタッフが疲労を 隠していい作品をつくろうと熱意をもっていた。迫力あるアクションを3Dという新しい試みで見てもらえるのがうれしい」。同シリーズに初出演する松山は、 「ワイヤーアクションが痛くて慣れるのが大変でした。でもきれいに撮っていただいたので」とニッコリ。ベテラン俳優の斎藤は、「最初はなんでNGが出るの か理解できなかった」と前後の動きを意識する3D撮影に戸惑ったといい、重装備の衣装について「真夏の撮影だったので、いまこうして着ているだけで嫌な記 憶がよみがえる」と振り返った。雨宮監督は「皆さんに支えられてここまで来た。今後も愛あるサポートをお願いします」と頭を下げた。


牙狼 GARO RED REQUIEM 」は東北新社、ゴー・シネ マ共同配給で2010年公開。