>堀北真希 が主演の 映画「誰かが私にキスをした 」が3月27日、全国247スク リーンで封切られ、堀北をはじめ共演の松山ケンイチ 、手越祐也 (NEWS)、ハンス・カノーザ 監督が、東京・新宿バルト9で舞台挨拶に立った。
東京のインターナショナルスクールを舞台に、記憶をなくした少女ナオミ(堀北)と、彼女を取り巻くユウジ(松山)、ミライ(手越)、エース(アントン・イェルチン )の3人のボーイフレンドが織り成す恋模様 を描くもので、堀北は
「桜も咲いてきて、春に新しいスタートを切る人にぴったりのラブストーリーです」
とニッコリ。映画のシチュエーションにちなみ、「3 人の男性から告白されたら?」と聞かれ、
「友だちに自慢します(笑)。一生ないと思いますけど」
と謙そんした。
男性陣は、「もし女性だったら、どの男性 キャラクターが好きか?」との問いに、陰のあるユウジを演じた松山が
「役にはどこかで自分とつながっているところがある。僕自身ややこしくて面倒くさくて 嫌なんです(笑)。だからミライがいい。手越くんもすごくさわやかで好感がもてるし」
と自虐的に語った。
一方の手越も、
「男っぽくてストレートに行動する エースがいい。ユウジはちょっとすみませんですが……」
と告白。
これには堀北が、
「私は面倒くさくてややこしい人が好きなので、ユウジが好きですよ」
と フォローして、松山が思わずガッツポーズで喜んだが、堀北は
「(松山から)そういうリクエストが入ったので……」
と暴露。
松山が
「言っちゃダメでしょ」
と 慌てて話し、笑わせた。
すでに台湾、香港での公開が決定しており、アメリカでの公開も交渉中。カノーザ監督は
「この作品の目的として、こ の素晴らしい日本人の役者をお披露目したい、国境を越えたコラボレーションがしたいということがあったが、ハリウッドで試写をやったら、どうやったらこん な素晴らしい役者を雇えるんだと聞かれた」
と誇らしげに話し、堀北も
「日本を出てたくさんの人に見てもらえるのはうれしい」
と海外公開に胸をときめかせ た。