MovieWalker より(以下一部抜粋)

累計発行部数1500万部を売り上げた、ハロルド作石の人気青春音楽コミックを、『20世紀少年』シリーズの堤幸彦監督が実写映画化した話題作『BECK』(9月4日公開) 。3月30日、SHIBUYA-AXで、水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理、堤監督らによる製作報告会見が開催された。


水嶋ヒロ扮する天才ギタリスト・竜介の元、最高の音楽を求めて結成されたバンド「BECK」。本作は、彼らが夢に向かって突き進んでいく青春ストーリーとなっているため、バンドのメンバーたちはそれぞれクランクイン前から楽器演奏の練習に励んだという。


特に、カリスマギタリスト役の水嶋は、役に説得力を出すために、かなりギターを弾き込んだようだ。

「(すごく練習したので)撮影の時にはある程度のレベルまで持っていけたと思います。僕の力が発揮できるように、楽器指導の方も細かくチェックしてくれたので。睡眠時間を削ってやりました」


同じく佐藤健も、家でも現場でもギターの練習をしたが、

「ものすごくギターが楽しくなって、頑張らなきゃっていうよりも楽しんで弾いてたって感じです」

と語った。


ドラムスを担当した中村は「撮影中、スティックが折れました。それは僕がそれほど頑張ったということなので、それをお願いします」とちゃっかりコメントすると、それを聞いた桐谷が、「それを書けと?」といつもながらツッコミを入れる。


彼らのコメントを聞いて、堤監督はそれぞれに「完璧です!」と褒めたたえ、「みなさん、血がにじむような努力をしてました」と彼らをねぎらった。また、「最後に大きなステージでライブシーンを撮りましたが、撮りながら鳥肌が立つシーンが撮れました。ぜひ、そのシーンを見てほしいです」と満足げにコメントした。


最後に、水嶋が「原作者へのリスペクトを掲げ、1シーン1シーン一丸となって全身全霊で取り組みました!」と力強くアピール。まさに、本作のチームワークの良さが見ていて伝わってきた。


今が旬なイケメンたちと、今年ブレイク必至のポッキー少女・忽那汐里の共演作ということで要注目の『BECK』。彼らの熱い情熱を、堤監督がどんなふうに映し出したのか。完成が待ち遠しい1作だ。



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