>ギリシャ神話をベースに人間と神々の戦いを描いた3Dアクション・アドベンチャー大作「タイタンの戦い 」のワールドプレミアが3月29日(現地時間)、英ロ ンドンのレスター・スクエアで行われた。会場には主演のサム・ワーシ ントン 、ジェマ・アータートン 、ルイ・レテリエ 監督らがそろい、作品への意気込みや日本のファンに 向けたメッセージを語った。
同作は、特撮界の大御所レイ・ハリーハウゼンが83年に製作した同名映画を新たによみがえらせたもので、神々 と人間が世界の覇権をかけて争いを繰り広げるなか、神々の王ゼウス(リー アム・ニーソン )の息子ペルセウス(ワーシントン)が、ひとりの人間として戦いを挑む姿を描く。
ワーシントンは、恋人のナタ リー・マークさんを伴って来場。世界的に大ヒットした「アバター 」 に続く3D大作への主演だが、
「僕はちゃんと仕事をしただけ。仕事というのは、いい物語を伝えて、お客さまに楽しんでもらうということ。そのために僕は映 画を作っているんだ」
と謙虚な姿勢。今回はギリシャ神話がモチーフとあって、劇中で身にまとうスカート形の衣装についても
「問題ないよ。それで女の子が映 画を見てくれるなら、スカートを短くするさ。僕のお尻が巨大すぎて、3Dにするとすごいことになっちゃったかもしれないけどね」
と笑わせた。
また、アータートンが演じたのは、オリジナル版にはいなかった新キャラクター。ペルセウスを導く美女イオ役について、
「オリジナル の『タイタンの戦い 』が大好きだったので、ぜひとも出たいと 願っていたの。新しいキャラクターを作ってもらったので、私は自由に演じることができたわ。コスチュームは素晴らしいし、スタントもやったわ」。
レテリエ 監督は
「サムが出ていて3Dの映画だからといって、『アバター 』 と同じわけじゃない。『アバター 』は素晴らしい映画だけど、僕 はただギリシャ神話の扉をもう一度開けてみたかっただけさ」
と話した。
なお、4月7~8日にはワーシントンとレテリエ監督が来日予定。 ワーシントンは、「日本には、もうすぐ行くことになってるんだ。See you!」とファンに向けてメッセージを残した。