> ギリシャ神話をベースに人間と神々の戦いを描く3Dアクション「タイタンの戦い 」に主演するサム・ワーシントン と監督のルイ・レテリエ が来日し4月7日、東京・六本木のグランドハイアッ ト東京で会見した。
1981年に製作された同名映画のリメイクで、神々と人間が世界の覇権をかけて争いを繰り広げる中、神の子でありなが ら人間として育てられた勇者ペルセウス(ワーシントン)が神々に戦いを挑む姿を描く。
ワーシントンは、「ターミネーター4 」「アバター 」そして本作とアクション大作への出演が続き、今回も披露し ているたくましい肉体を褒められると、照れくさそうにたちまち赤面。
「ビールを飲むのを控えたくらいだよ。僕は怠惰な人間で、普段はワークアウトしないん だ。でも、この映画は6カ月間ちゃんとトレーニングをしないと続かなかった。監督はアクションが大好きだし、撮影中は地獄だったよ(笑)」
と控えめに話し た。しかし、実際に爪がはがれるアクシデントもあったそうで、過酷な撮影を乗り切ったワーシントンをレテリエ監督は
「彼が成功したのは強い心があったから だ」
と称えた。
また、ワーシントンは大作への出演が続いているが
「自分が見たい映画かどうかで選んでいるだけ。(故郷の)オーストラリア で400万ドルの予算で作る映画も、ハリウッドで1億ドルをかけて作る映画も同じ。大作の場合はプレッシャーも大きいけど、そこでどう重みを出すかがチャ レンジにもなる。次の映画も自分がお金を払って見たいかどうかで決めるよ」。
さらに、「アバター 」「タイタンの戦い 」ともに3D映画だが、
「俳優の仕事としては(2Dで も3Dでも)同じ。3Dは観客を全く違う世界へ連れていくツールだけど、映画というのは現実を忘れて旅に連れていくものでもある。そのためには物語や俳 優、キャラクターが強くなくてはいけないんだ」
と持論を展開した。
「タイタンの戦い 」はワーナー・ブラザース映画配給で、4月23日から 全国で公開。
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