俳優の玉木宏(30)が、23日スタートのbayfm「Naked」(金曜後10・0)でラジオのレギュラーパーソナリティーに初挑戦することが12 日、分かった。テーマは“丸裸”。昨年のCM露出量ランキングで1位に輝き、17日には大ヒット映画の完結編「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」が公 開。絶好調男が、知られざる素顔を初めて明かす。

 30代を迎えた玉木が、満を持してパーソナリティーに挑む。

 タイトルは、裸を意味する「Naked」。自身が「ありのままを伝えたい」という思いを込めて考案した。

 ラジオのレギュラーは大きな夢の1つだった。

 もともと持ち味の低い声を「聞き取りにくいのでは」とコンプレックスに感じていた。が、20代半ばから周囲に声質を褒められることが増え、「この声を武 器にしたい」と考えるように。芸能界で経験を重ね、そろそろと考えていたところ、bayfmからオファーがあり、快諾した。

 番組ではさまざまなテーマに沿い、自身の考えや思い、恋愛話を赤裸々に語る。目指すのは、自由なラジオ番組だ。

 玉木はこれまで、バラエティー番組に数回しか出演したことがなく、私生活を垣間見せることもなかった。永谷園やユーキャンのCMでは爽やかな笑顔を見 せ、今年2月発表の「2009年テレビCM露出量ランキング」(ビデオリサーチ、関東地区調べ)で、2年連続1位を獲得。

 上野樹里(23)とのW主演映画「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」(川村泰祐監督)でもクールなイケメンを演じているが、ラジオではそんな二枚目 キャラを封印し、ありのままの自分を見せる。

 小学生のころ、好きなラジオ番組を夜な夜な布団をかぶって聞いて以来、ラジオにハマっており、「ラジオの魅力は2WAY。映像と違い、リスナーと(会話 やメールで)キャッチボールができる」と意欲満々。

 「番組でリスナーと生電話をしてみたい。スタジオで生ライブも面白いかも。ゲストもジャンルを問わず、いろんな人に出てほしいね。出てみませんか?」と 取材したサンケイスポーツ記者にオファーをかけるほど。

 「あまり素を見せたことがないけど、このラジオを聞いてもらえば分かるんじゃないかな」。番組で、すべてをさらけ出す覚悟を見せている




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