シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> 10年間で1000万人以上が参加し、累計850億円を超える寄付金を集めたイギリス発、世界最大級のソーシャル チャリティーサイト「JustGiving」が日本に上陸した。イギリスではあの『ハリー・ポッター』シリーズ主演のダニエル・ラドクリフも参加してい て、現在は「子どものホスピスにおける音楽療法」へのチャリティーを募り、目標額1万5,000ポンド(約225万円)のところ、1万2,000ポンド (約180万円)以上を集めている(1ポンド=150円計算)。

 「JustGiving」は、チャレンジャーが、何かにチャレンジし、そのチャレンジによってどんな社会的課題を支援したいのか、どんな思いや背 景でチャレンジすることに決めたのか、チャレンジに取り組む日々の様子をブログやメディアを通じて発信し、そのチャレンジに共感した人々の寄付を募るとい う仕組み。そして、集まった寄付金が「JustGiving」を通して、チャレンジャーが選んだ支援先団体に寄付される。チャレンジの内容は問わず、フル マラソンの完走やダイエット、禁煙など、これまでにこのチャリティーサイトを生んだイギリスでも、さまざまなチャレンジが行われている。


 例えば、イラクで負傷したイギリス人兵士フィル・パッカー氏のマラソン完走のチャレンジにおいては、現在までに120万9,800ポンド(約1億 8,147万円)が集まり、7歳の男の子がユニセフのTシャツ姿で近所の公園を自転車で周回するというチャレンジは、日本のメディアにも多数紹介された。 また、「JustGiving」は、ロンドンマラソンの公式プログラムに採用されたこともある。


 今回、「JustGiving Japan」始動にあたり、数多くの著名人がこのチャリティーに参加。元プロ野球選手の古田敦也氏は2010年5月16日にハワイで行われる「ホノルルマ ラソン」完走、元長距離マラソン選手の有森裕子氏は南アフリカで開催される「コムラッズマラソン」完走に挑戦することを決めている。またモデルの SHIHOさんや競輪選手の長塚智広氏も参加を表明している。


 「JustGiving Japan」業務執行理事の佐藤大吾氏は「一人でできる支援には限界がありますが、一人のチャレンジャーが多くの人々に応援を呼び掛けることは、大きな力 を発揮します。また、普段は慈善活動に興味がない方でも、家族や友人のチャレンジや関心の持てるチャレンジャーに共感して、チャリティーに参加するきっか けとなることが期待できます。このたび開始しました『JustGiving Japan』の活動を通じて、日本のチャリティー意識の向上に貢献したいと考えております」とコメントを寄せた。


 イギリス発のソーシャルチャリティーサイト「JustGiving」。このチャレンジャー、もしくはサポーターになれば、ダニエル・ラドクリフの ような大スターではないわたしたちにも、大きな社会貢献ができるかもしれない。




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