毎日jp より(以下一部抜粋)

 

タレントの萩本欽一(68)が17日、テレビのレギュラー番組からの“卒業”を示唆した。NHKの地域応援番組「欽ちゃんのワースト脱出大作戦」(5月7日、後7・30、年4回)の発表会見で「フィナーレの番組。これが最後という覚悟で頑張りたい」と明言。日本最悪記録を持つ地域の解決を目指す番組が、自らのテレビ人生の集大成にするつもりだ。


 共演する女優の杏(24)らと気合のガッツポーズを作った後の会見。

「フィナーレの番組として堂々と向かいあって戦っていきたい。これが最後の番組。そういう覚悟で頑張るぞ、と」


 80年代には民放4局で名前を冠した番組を持ち「視聴率100%男」と呼ばれた男によるテレビからの“卒業宣言”ともとれる発言に、会見場は騒然となった。


 環境や犯罪、事故など地域のデータが示す地域の「ワースト(日本最悪)」を1年かけて解決していく番組。自身の“ワースト”について「正月に家に帰ってこないでいいと言われたこと」と笑わせたが「やっとじじいになったと自覚したこと」と続けた。


 「もう番組をすることはないな」と思っていた中での出演オファーだけに「最後という覚悟で」という言葉が口をついて出た様子。5月4日には79年から司会を務める日本テレビ「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」の放送が決まっているが、来年以降の出演についてはどうなるのか注目されそうだ。


 86年から3年間、日本テレビ「24時間テレビ」の総合司会を務めたことで「いい人を意識しなければならずテレビが嫌になったんですが、今は、堂々と褒められるテレビであってもいいのかなと思う」と話した欽ちゃん。「1年でワーストを脱出する幸せ物語を一緒につくりたい。街、人のためになるこの番組を成功させたいね」。テレビの申し子と言われた男の集大成にふさわしい、庶民に寄り添った心温まる内容になりそうだ。


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