「タイタンの戦い」(Clash of the Titans
)
「トロイ」(WIKI )以来すっかり見慣れた感のある男性のミニスカ姿、本当は鎧を身に纏っているわけですが、衣装を着けている俳優達も自分達の姿を称して「ミニスカート」と言ってますので、現代では誰が見ても同じ印象を受けるようで。
しかしです、女性でも美しく着こなすのが難しい「ミニスカ姿」、これを男性がはきこなしてしかも美しく見せるというのは至難の業でございます。「トロイ」ではそれを若く美しい男優達――ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム、ショーン・ビーンなど――を起用することで見事切り抜けたのですが(美しくても年配のピーター・オトゥールはロングスカートでしたわ)、同じ様なミニスカでもメタボでむくつけき中年――ブライアン・コックスとかブレンダン・グリーソンとか――が着用に及ぶと、多少丈が長めでも結局見苦しいだけ、というのも証明したと言えましょう(←ほんとかい)。
これが若くても逞しくてムキムキのマッチョになると、もうスカートは捨てて革のパンツ(ってか、ふんどし?)いっちょになる方がいっそ潔くて目に優しい(?)事を示したのは「300 スリーハンドレッド」(WIKI )でした。ここまで体鍛え上げてしまうと、もはや衣装よりも体を見せるのが映画の役目。肌を隠す物は可能な限り少ないに限る、というわけです。監督の美意識の趣味嗜好は鍛え上げた筋肉そのものだとこうなります。
「タイタンの戦い」では監督の美意識は「美しいバランス」。プロポーションそのものになりますから兵士達の姿は身に帯びた鎧や髪や髭まで考慮に入れて完璧なバランスを体現するものになってるのです。
言ってみればシルエットだけなら全員が「トロイ」のエリック・バナやオーランド・ブルームなのですよ。ブラッド・ピットは「トロイ」ではシルエットは美しくなかったので。彼、アキレスのいとこであるパトロクロスを演じたギャレット・ヘドランドのシルエットが実はアルゴスの戦士達のシルエットの印象に一番近いかもしれません。
あ、主役のペルセウスは戦士じゃなくて漁師なんで。
ミニスカはいててもシルエットは彼らとはちょっと違います。
アルゴスの兵士で一番美しいのは何と言ってもドラコ!
長い髪と髭の中に見える目鼻立ちには絶対覚えがあって、このヴィゴ・モーテンセンと若い頃のトム・ベレンジャー足して二で割ったような人はどこで見たんだっけ~と思いながら映画見ている最中は全然思い出せなくて、クレジット見たらマッツ・ミケルセンだったので納得しつつも驚いたのなんの!
マッツは「キング・アーサー」でも見てるし、ダニエル・クレイグの007の「カジノ・ロワイヤル」でも見てるのに、今まで彼がこんなに美しい人だとは気づいてもいなかった自分に腹が立ちましたね!
役の上でのマッツの顔は傷跡だらけで、そういう意味では「美しい顔」ではないんですよ。でもミニスカはいて果敢に戦っている彼の動きは流れるようで、どこをとっても全て美しいんですね! 改めて惚れ惚れしてしまいました。
「タイタン」では顔は絶対見たことがあるのに思い出せない人がそりゃ多くて、クレジット見てびっくりしたのがマッツの他にもう一人、ケフェウス役のヴィンセント・リーガン。王様だからミニスカじゃないですが、なんとも美しく威厳のあるお顔立ちには確かになじみがあるのに誰なのかもどの映画で見たのかも思い出せなかったんですが、名前見てようやく「トロイ」でアキレスの副官(?)だった絵ウドロスだったことに気づきました。この方、「300」でもジェラルド・バトラーのレオニダス王の元、隊長役だったんですよ~。そりゃ見覚えあっても思い出せないわけだ~、今度は王様なんだからな~、出世したもんだな~(出番は少なかったけど)等と感慨に浸ってしまいましたわ。あ、でもミニスカ姿は健在でした。ヴィンセント・リーガン、ひょっとしてハリウッド一ミニスカ(鎧だってば!)の似合う俳優なのかもしれないわ。
アルゴスの戦士には他にも「シャーロック・ホームズ」で見たばっかりだったハンス・マシソン、「シングル・マン」でコリン・ファースと共演して話題になったニコラス・ホールトといった若手美形や、「ブラッド・ザ・ラスト・バンパイア」や「ハムナプトラ3」でいい味出してたリーアム・カニンガムといった渋めのいい男が出ていて、ミニスカから伸びる長い脚も形よく素晴らしいシルエットで――いろんなものと戦ってくれます。
女性の目から見てもこんなに楽しい映画は他にちょっとないかも♪
「トロイ」(WIKI )以来すっかり見慣れた感のある男性のミニスカ姿、本当は鎧を身に纏っているわけですが、衣装を着けている俳優達も自分達の姿を称して「ミニスカート」と言ってますので、現代では誰が見ても同じ印象を受けるようで。
しかしです、女性でも美しく着こなすのが難しい「ミニスカ姿」、これを男性がはきこなしてしかも美しく見せるというのは至難の業でございます。「トロイ」ではそれを若く美しい男優達――ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム、ショーン・ビーンなど――を起用することで見事切り抜けたのですが(美しくても年配のピーター・オトゥールはロングスカートでしたわ)、同じ様なミニスカでもメタボでむくつけき中年――ブライアン・コックスとかブレンダン・グリーソンとか――が着用に及ぶと、多少丈が長めでも結局見苦しいだけ、というのも証明したと言えましょう(←ほんとかい)。
これが若くても逞しくてムキムキのマッチョになると、もうスカートは捨てて革のパンツ(ってか、ふんどし?)いっちょになる方がいっそ潔くて目に優しい(?)事を示したのは「300 スリーハンドレッド」(WIKI )でした。ここまで体鍛え上げてしまうと、もはや衣装よりも体を見せるのが映画の役目。肌を隠す物は可能な限り少ないに限る、というわけです。監督の美意識の趣味嗜好は鍛え上げた筋肉そのものだとこうなります。
「タイタンの戦い」では監督の美意識は「美しいバランス」。プロポーションそのものになりますから兵士達の姿は身に帯びた鎧や髪や髭まで考慮に入れて完璧なバランスを体現するものになってるのです。
言ってみればシルエットだけなら全員が「トロイ」のエリック・バナやオーランド・ブルームなのですよ。ブラッド・ピットは「トロイ」ではシルエットは美しくなかったので。彼、アキレスのいとこであるパトロクロスを演じたギャレット・ヘドランドのシルエットが実はアルゴスの戦士達のシルエットの印象に一番近いかもしれません。
あ、主役のペルセウスは戦士じゃなくて漁師なんで。
ミニスカはいててもシルエットは彼らとはちょっと違います。
アルゴスの兵士で一番美しいのは何と言ってもドラコ!
長い髪と髭の中に見える目鼻立ちには絶対覚えがあって、このヴィゴ・モーテンセンと若い頃のトム・ベレンジャー足して二で割ったような人はどこで見たんだっけ~と思いながら映画見ている最中は全然思い出せなくて、クレジット見たらマッツ・ミケルセンだったので納得しつつも驚いたのなんの!
マッツは「キング・アーサー」でも見てるし、ダニエル・クレイグの007の「カジノ・ロワイヤル」でも見てるのに、今まで彼がこんなに美しい人だとは気づいてもいなかった自分に腹が立ちましたね!
役の上でのマッツの顔は傷跡だらけで、そういう意味では「美しい顔」ではないんですよ。でもミニスカはいて果敢に戦っている彼の動きは流れるようで、どこをとっても全て美しいんですね! 改めて惚れ惚れしてしまいました。
「タイタン」では顔は絶対見たことがあるのに思い出せない人がそりゃ多くて、クレジット見てびっくりしたのがマッツの他にもう一人、ケフェウス役のヴィンセント・リーガン。王様だからミニスカじゃないですが、なんとも美しく威厳のあるお顔立ちには確かになじみがあるのに誰なのかもどの映画で見たのかも思い出せなかったんですが、名前見てようやく「トロイ」でアキレスの副官(?)だった絵ウドロスだったことに気づきました。この方、「300」でもジェラルド・バトラーのレオニダス王の元、隊長役だったんですよ~。そりゃ見覚えあっても思い出せないわけだ~、今度は王様なんだからな~、出世したもんだな~(出番は少なかったけど)等と感慨に浸ってしまいましたわ。あ、でもミニスカ姿は健在でした。ヴィンセント・リーガン、ひょっとしてハリウッド一ミニスカ(鎧だってば!)の似合う俳優なのかもしれないわ。
アルゴスの戦士には他にも「シャーロック・ホームズ」で見たばっかりだったハンス・マシソン、「シングル・マン」でコリン・ファースと共演して話題になったニコラス・ホールトといった若手美形や、「ブラッド・ザ・ラスト・バンパイア」や「ハムナプトラ3」でいい味出してたリーアム・カニンガムといった渋めのいい男が出ていて、ミニスカから伸びる長い脚も形よく素晴らしいシルエットで――いろんなものと戦ってくれます。
女性の目から見てもこんなに楽しい映画は他にちょっとないかも♪