スピンオフ作品からも参戦――『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』の新機体、新仕様が判明
バンダイナムコゲームスの『機動戦士ガンダム VS.』シリーズ最新作、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』の続報が発表された。今回明らかになったのは、新規参戦するモビルスーツ3体と、シリーズ初となる筺体仕様についてだ。
まずは、新規参戦のモビルスーツから紹介しよう。『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』にはアニメ版+αとして、コミック、ノベライズ作品などのモビルスーツが初登場。現状明らかになっているのは、コミックとノベル で展開された『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』から“ガンダムアストレイ レッドフレーム”が、コミック『機動戦士クロスボーン・ガンダム』から““クロスボーンガンダムX1改”が、3DCG映像作品『機動戦士ガンダム MS IGLOO』から“ヅダ”の3体。最新のスクリーンショットも入手したので、ゲームで描かれる機体の勇姿をじっくりチェックしてほしい。
<ガンダムアストレイ レッドフレーム>
オーブ連合首長国の試作型モビルスーツ。崩壊したヘリオポリスで極秘に開発されていたASTRAYの1機。 メインの武器は、モビルスーツサイズの日本刀“ガーベラ・ストレート”。
<クロスボーン ガンダムX1改>
大型の可動式のスラスターが機動力を高め戦場を駆け巡る。特殊武器のザンバスターを駆使し接近戦を制する!
<ヅダ>
ジオン公国軍がツィマッド社に依頼し、宇宙空間での機動性と推力を重視して設計・開発した軌道兵器。最大推力ではRX-78ガンダムをも凌駕。
新たな筺体仕様とは、新筺体とライブモニターの採用だ。作品が発表された“AOU2010 アミューズメント・エキスポ”でも触れられていたが、本作では使用基板をこれまでの“SYSTEM246”からプレイステーション3基板をベースとした “SYSTEM357”に変更。グラフィックのクオリティーが格段にアップした。その美しさを最高の環境で表現するため、モニターは16:9のワイド画面 を採用しているのだ。ライブモニターでは、プレイ画面、リプレイ、各種ランキングの鑑賞などが可能。各プレイヤーの映像をまとめて観られる4画面視点や、 戦局がひと目でわかる俯瞰視点、そしてプレイヤー視点が用意されており、待ち時間のあいだも楽しめる仕様になっている。
そのほか、プレイヤーの階級と全機体のプレイ戦績を保存できるICカードも登場。こちらは、プレイ筺体だけでなくライブモニターでも使用することがで き、差し込むと自分のリプレイデータが検索可能だ。さらに、まだ明かされていない“ある機能”を使用すると、“ガンダムポイント(GP)”と呼ばれるもの が溜まるとのことだが……ポイントの利用手段も含め詳細は不明だ。
じつは、今回の新発表に合わせてバンダイナムコゲームス本社で行われた業者向け商談会にて、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』はプレイアブル出展されていた。そちらでは今回紹介していない新機体や、対戦の駆け引きをよりアツくする新システムなども明らか になったのだが……詳細はまだお伝えすることはできない。それらの情報は2010年秋の稼動に向けて順次明らかになっていくので、期待して待っていてほし い。
※『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』の公式サイトはこちら
http://gundam-vs.jp/ac-new/