> 「韓国で最も美しい男」として知られる人気俳優、イ・ジュンギの軍への入隊が急きょ決まり、国内外で大きな反響を呼んでいる。入隊は5月3日から。上海 万博でも、イを韓国館の広報大使として選んでおり、「入隊ショック」の対応に追われている。中国新聞社が伝えた。

 韓国では、北朝鮮などとの緊張関係から、臨戦体制維持のため、19―35才の男性は、21―25カ月の兵役が義務づけられている。

 イの所属事務所は、新作映画『グランプリ』やドラマ『神医』への出演などを理由に入隊時期の延期を申請していたが、兵務庁は申請を却下し、5月3日から の入隊を通達した。

 イは、自身の突然の入隊について「残念に思う」と戸惑いを隠せない。また、「自分よりもっといい俳優を選んで、撮影を無事終えてほしい」とコメントする など、映画製作スタッフらへの謝罪と気遣いを見せた。

 イの「入隊ショック」は、上海万博にも及んだ。中華圏でも高い支持を集めるイは、上海万博の韓国館の広報大使にも任命されており、イが会場に姿を見せる のでは、と期待されていた。上海万博サイドは現時点で、イの“代役”を立てるかどうかの対応を明らかにしていないが、突然の降板、入隊に衝撃を受けてい る。当面はもう一人の広報大使で、女優のチャン・ナラの活動が注目されるという。