> 哀川翔 の主演最 新作「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 」が5月1日、全国 243スクリーンで封切られた。哀川は、共演の仲里依紗 、阿部力 、井上正大 、脚本の宮藤官九郎 、三池崇史 監督らと、東京・丸の内TOEI1で舞台挨拶に立った。
同作は、哀川の100本目の主演作として製作された「ゼブラー マン 」(2004)の続編。哀川は、芸歴25年という節目の年に約1000時間に及ぶ宣伝活動を展開した。東京はもとより、3月に開催された第2 回沖縄国際映画祭を含む全国30箇所を縦断し、約300媒体の取材に応じた。
配給の東映はこの日、「ゼブラーマン 」名義で、哀川が48歳という世界最年長でマスクド・ ヒーローを演じきったことをギネスブックに申請すると発表した。世界最年長マスクマンは、仮面ライダー牙王を演じた渡辺裕之 (当時51歳)だが、スーツを装着してアクションを実演し たのは哀川が初の快挙となる。
それでも、哀川は「ああ、そうなんですか。へえ~」と他人事。そして、露出の激しいコスチュームで撮影 を乗り切った仲について「彼女は本当に最強の敵。撮影中も、毎日メイクやセットアップに4時間かかったのに、泣き言ひとつ言わなかった。最高です、ありが とう!」と絶賛した。三池監督も、「いろんな女優さんと仕事をしてきたが、女優の概念を変える人になるんじゃないか。変な男に引っかかってドロップアウト しないように! どんなに疲れていても『別に』とか言わないように!」とエールをおくり、仲を感動させていた。