MovieWalker
より(以下一部抜粋)
>他には『My Own Love Song』の主演レニー・ゼルウィガーやフォレスト・ウェティカー、短編『Bastard』で監督デビューを果たしたキルスティン・ダンスト、 『Letter to Juliet』のアマンダ・サイフリッドが出席。
また、ルワンダの社会問題を描いた『Earth Made of Glass』でエグゼクティブ・プロデューサーを努めた人気上昇中のチャニング・テイタムと妻のジェナ・ディーワンが、チャニングの30歳の誕生日にも関 わらず、仕事を優先して出席。誕生日を祝福して親友のニック・ザナと恋人でヒラリー・ダフの姉ヘイリー・ダフが、特別ゲストとしてレッドカーペットを歩い た。『Please Give』では、キャサリン・キーナー、レベッカ・ホール、オリヴァー・ブラット、そして出産してわずか9日しか経っていないアマンダ・ピートらが結集。 撮影終了後、久々の再会だったのか、レッドカーペットを待つメディアを横目に、キャストたちはまるで同窓会のような盛り上がりを見せていた。
多くのレッドカーペットの中で、最もメディアの関心が高かったのは、『Ondine』の共演がきっかけで交際をはじめ、昨年男の子をもうけたコリ ン・ファレルと恋人のアリツィア・バフレダ。初めて公の場所にツーショットで姿を現した。また同作には出演はしていないものの、『トワイライト』シリーズ でおなじみのニッキー・リードや、ハーヴェイ・カイテル夫妻もサプライズ・ゲストとして登場した。
そして、なんと言ってもメディアの大きな関心を誘ったのは、マイケル・ウィンターボトム監督の衝撃作『The killer inside me』のケイト・ハドソンとジェシカ・アルバのレッドカーペット。メディア規制をしたにもかかわらず、規定の場所に入りきらないほどのメディアが集結し、 本来であればファンが待機できる場所を占拠しての取材合戦となった。また同作の主役ケイシー・アフレックと妻で故リバー・フェニックスと役者引退を表明し たフォアキン・フェニックスの妹ケイシー・アフレック、そしてライアン・フィリップと別れジョシュ・ハートネットと恋のうわさが流れているアービー・コー ニッシュなども華を添えた。
昨年は、日本から、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』と『歩いても歩いても』の2本が出展され、それぞれ滝田洋二郎監督と主演の本 木雅弘の是枝裕和監督がレッドカーペットを歩いたが、残念ながら今年の参加作品は、塚本晋也監督作『鉄男 TETSUO THE BULLET MAN』(日本公開5月22日)の1本だけ。レッドカーペットも歩かなかったが、現地入りした塚本監督は、ニューヨーカーからの確かな手ごたえを得ること ができたようだ。
なお、特別招待作品以外の出展作は、各部門に分かれて優勝作品を競うことになっており、どのような結果が出るのか楽しみだ。