ただ今迂闊な自分を呪っております。

タイトルの「Best of the 貴公子」 がオーランド以外の人を意味するわけがないのにね。ほんと、私ってばかばかばか! 

それにしても第10回と第12回を読んで、第11回を抜かしているとは……やっぱり私のばかばかばか!
ああ、もう悔やんでも悔やみきれないわ!!


第11回:「Best of the 貴公子」の笑顔にノックアウト


私の中でハリウッ ドの貴公子といえばオーランド・ブルーム 。 上品な顔つきに優しい口調。ちょっとワイルドな役も演じているものの、「Best of the貴公子」の座は揺るぎません。

ロード・オブ・ザ・リング 」(01)を見ていてレゴラス 役として登場したとき、まだ高校生だった私は“何て美しい男性がいるのだろう!”と感動し、名前も知らないその俳優に恋をしました。

それから間もなく「パ イレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊た ち 」(03)が公開され、ウィル・ターナー役を演じた彼は、日本でも多くのファンから“オーリー”という愛称で呼ばれるようにな り、私もそう呼び ながら彼を目当てに映画を繰り返し見たことを覚えています。

そして大学を卒業して間もなく映画番組を担当することになり、まさかオーリーにインタビュー することになるとは! 学生時代の私には全く想像もつき ませんでした。人生、何が起こるか本当に分かりません。

取材をしたのは「パ イレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・ チェスト 」(06)と、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワール ド・エンド 」(07)。デッドマンズ・チェストのレッドカーペットでは、奇跡が起こりました!

オーリーは、主演のジョ ニー・デップ とともに熱心な ファンサービスを始めると、インタビュアーの集団には背を向けて遠くの方まで行ってしまいました。

それでもあきらめずに“オーリー!”と呼び続けました。すると……遠くからチラッと目が 合い、なんと一目散に私のところへ飛んで来て、インタビュー に答えてくれたのです。そして、すぐにファンサービスへ戻って行きました。彼の背中を見 つめながら、私は感動で胸がいっぱいに。

多くのインタビュアーの中で、浴衣を着て臨んでいたのが私だけだったから目立っていたのかもしれません。オーリーは日本の文化 が大好きだから目をか けてくれたのかな。

ワールド・エンドの単独インタビューでは、前回よりもグレードアップして振袖姿。会いに行くと立ち上がって出迎えてくれ、お土 産の日本酒をとても喜 んでくれ、着物(特に帯)を興味深く見ていました。オーリーの優しい笑顔と声に胸の高鳴りは最高潮。その夢のような数分 間はあっという間に過ぎ、インタ ビュー後は放心状態でしばらく何も考えられませんでした。

控室に戻ってから座り込んでしまい、ディレクターに「早くインタ ビューの感想を撮りたいんだけど」と急かされて、やっと我に返 るのでした。

 

その後行われたジャパンプレミアでは、がらっとイメー ジを変えてジャック・スパロウに変身。来日メンバーはとても喜んでくれま した。


オーリーは、今年の夏からハワイで撮影が行われるパイレーツシリーズの続編には出演せず、 6月からアイルランドのダブリンで 「アルバート・ノブス」(原題)の撮影に入る予定だとか。「マンマ・ミーア」の主演女ア マンダ・セイフライド ジョナサン・リース=マイヤーズ との三角関係を描いたラブストー リー。演技対決がとても楽しみです!


ユニセフ親善大使に任命されるなど、世界の子どもたち のことも真剣に考え、あふれる優しさを持つ紳士。もちろん☆☆☆です。





それにしてもオーランド・ブルームとジョナサン・リース=マイヤーズという天下の美男二人に囲まれたら、アマンダ・セイフライドもかすんでしまうかもしれませんね。ファンとしてはオーランドとジョナサンが共演するって聞いただけで鼻血出そうです。いっそアマンダなんて小娘はすっぱり捨てて、二人でいい仲になっておくれ!(←こら!) 


しかし6月のダブリンってどんななんだろ???