今年で25周年を迎える4人組バンド、TUBEが15日、神奈川・藤沢市の鵠沼海岸で野外ライブツアー「シーサイド・バイブレーション」をスタートさせ
た。1985年のメジャーデビュー以来、湘南海岸でライブイベントを開催するのは初めて。会場には予定より1万人をオーバーする3万人を動員。今後、同所
でのライブが恒例化される可能性も高まった。
湘南の波音とTUBEサウンドが熱く、激しく融合する。念願のライブイベントに、25年分の感謝と喜びをこめた。
「改めまして、ただいま!」。ボーカル、前田亘輝(45)のあいさつが、3万人の大歓声を呼び起こす。
最高気温19度。午前10時の開場から好天に恵まれ、予定より1万人を上回る観客を動員した。午後3時45分、ライブ本編がスタート。デビュー曲「ベス トセラー・サマー」のメロディに乗ってメンバーが登場すると、1曲目はそのカップリング曲だった「涙のハーバーライト」だ。
湘南海岸で歌うのは、1985年のデビュー直前以来。当時は観客が10人程度しか集まらない中、ひたすら熱唱していたのが同曲だった。ギターの春畑道哉 (43)は開演前、「1度は1曲目から外そうかと思ったけど、前田がやりたがったんです。いつからやっていないかも思い出せないくらい。新曲だと思われる かも」と危惧していた。が、ふたを開けてみれば、初っぱなから一気にヒートアップした。
今年4月に「ふじさわ観光親善大使」に任命され、15年前から温めてきた企画を実現させた。全面的に協力してくれた藤沢市の海老根靖典市長(54)は 「ぜひ、来年もやってほしい」とイベントの恒例化を熱望。さらに藤沢駅の発車音や市内の午後5時の時報に、TUBEの楽曲を起用する腹案を明かした。
その恩返しとばかり、ライブでは地元の太鼓隊と、TUBEのお祭りソング「湘南盆踊り」をコラボ。湘南の象徴ともいうべき江の島が常に見えるステージ上 で、前田が神奈川から東京に引っ越す時に作った名曲「湘南 My Love」など計17曲を披露した。
夕暮れに迎えたラストには、冷たい海風が吹き込んできたが、いつまでも熱気に包まれたまま。「もう、最高です。江の島がずっと目に入ってくるんなん て」。感激しきりの前田は「これからも“海おこし”をやっていきます」と約束した。
早速、7月1日に行われる鵠沼海岸の海開きイベントへの参加が決定。今年もTUBEが、湘南の、そしてニッポンの夏を引っ張っていく。
湘南の波音とTUBEサウンドが熱く、激しく融合する。念願のライブイベントに、25年分の感謝と喜びをこめた。
「改めまして、ただいま!」。ボーカル、前田亘輝(45)のあいさつが、3万人の大歓声を呼び起こす。
最高気温19度。午前10時の開場から好天に恵まれ、予定より1万人を上回る観客を動員した。午後3時45分、ライブ本編がスタート。デビュー曲「ベス トセラー・サマー」のメロディに乗ってメンバーが登場すると、1曲目はそのカップリング曲だった「涙のハーバーライト」だ。
湘南海岸で歌うのは、1985年のデビュー直前以来。当時は観客が10人程度しか集まらない中、ひたすら熱唱していたのが同曲だった。ギターの春畑道哉 (43)は開演前、「1度は1曲目から外そうかと思ったけど、前田がやりたがったんです。いつからやっていないかも思い出せないくらい。新曲だと思われる かも」と危惧していた。が、ふたを開けてみれば、初っぱなから一気にヒートアップした。
今年4月に「ふじさわ観光親善大使」に任命され、15年前から温めてきた企画を実現させた。全面的に協力してくれた藤沢市の海老根靖典市長(54)は 「ぜひ、来年もやってほしい」とイベントの恒例化を熱望。さらに藤沢駅の発車音や市内の午後5時の時報に、TUBEの楽曲を起用する腹案を明かした。
その恩返しとばかり、ライブでは地元の太鼓隊と、TUBEのお祭りソング「湘南盆踊り」をコラボ。湘南の象徴ともいうべき江の島が常に見えるステージ上 で、前田が神奈川から東京に引っ越す時に作った名曲「湘南 My Love」など計17曲を披露した。
夕暮れに迎えたラストには、冷たい海風が吹き込んできたが、いつまでも熱気に包まれたまま。「もう、最高です。江の島がずっと目に入ってくるんなん て」。感激しきりの前田は「これからも“海おこし”をやっていきます」と約束した。
早速、7月1日に行われる鵠沼海岸の海開きイベントへの参加が決定。今年もTUBEが、湘南の、そしてニッポンの夏を引っ張っていく。