シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

ヨン様ことペ・ヨンジュンをはじめ、活動を休止した東方神起など、幅広い年齢層の日本人女性のハートをとらえて離さ ない韓国人男性だが、彼らはなぜこんなにも日本でモテるのだろうか? 日韓共同プロジェクト『テレシネマ7』でその気になる理由を探ってみた。

 7つの個性豊かな物語からなる日韓共同プロジェクト『テレシネマ7』の公開が目前に迫り、さらなる盛り上がりを見せる韓流ブーム。本プロジェクト の一作品に主演している東方神起のジェジュンやBIGBANGのメンバーをはじめ、日本人女性の熱い視線を集めまくっている韓国人男性には、日本の男性と はひと味もふた味も違う魅力があるという。


 まず、「モムチャン」と呼ばれる肉体派が多いことが、韓国人男性の特色だ。成人になると兵役の義務がある韓国では、兵役を終えると誰もが見違える ほどたくましい身体になり、肉体だけでなく精神的にも鍛えられるという。『テレシネマ7』にも、ラブサスペンス『トライアングル』でイケメン詐欺師を演じ たアン・ジェウクなど、たくましさと包容力を兼ね備えた大人の男性が数多く登場する。ちなみに、東方神起の中心メンバーだったジェジュンや、青春サスペン ス『19』で多感な少年を演じたBIGBANGのT.O.PとV.Iも、ダンスで磨き上げた素晴らしい肉体美の持ち主。優しいけど頼りない「草食系男子」 に食傷気味の日本人女性が、男らしい韓国人男性にあこがれるのも無理はない。


 さらに、韓国人男性が日本の男性と決定的に違うのは、愛の言葉を照れずに口にすること。アジアの中でも情熱的と言われる韓国人男性は、「好き」や 「愛している」という気持ちをはっきりと告げるだけでなく、ボディータッチやプレゼントなど、愛情表現もストレートで実にマメなのだ。『テレシネマ7』の 代表作のひとつであるロマンチックファンタジー『天国への郵便配達人』でジェジュンが演じた主人公も、恋する女性に堂々と自分の気持ちを告白。彼の言葉や 態度から、恋人に対する深い愛情がしかと伝わってくる。人目もはばからない熱烈なアプローチは、まさに韓国人男性ならではと言えるだろう。


 『テレシネマ7』は、北川悦吏子など日本の人気脚本家のオリジナル作品を韓国の人気俳優・監督で製作し、国境を越えて同じ感動を共有できる作品を 目指した意欲作。本プロジェクトの作品を観ると、韓国人男性が日本の女性を魅了してやまない理由がよくわかる。日本の男性たちも、参考にしてみてはいかが だろうか?


『テレシネマ7』は5月29日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開