シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

全国の佐藤さんが標的となる鬼ごっこを描いたスリラーの続編、映画 『リアル鬼ごっこ2』に登場する「鬼」と同時期に公開される映画『アイアンマン2』のトニー・スターク=アイアンマンではどちらが本当に強いのかを勝手に 徹底検証してみた。名前からしてアイアンマンが強そうだが、実は「鬼」もなかなかの強敵だ。

 山田悠介原作のベストセラー小説を映画化しスマッシュヒットを飛ばした『リアル鬼ごっこ』の待望の続編では、さらにレベルアップした命懸けのサバ イバルゲームが進行する。前作同様柴田一成監督が監督と脚本を手掛け、主演の石田卓也も続投する中で、はるかにパワーアップして登場する「鬼」。同時期に 公開される映画『アイアンマン2』のトニー・スターク=アイアンマンと比較しても遜色(そんしょく)のない外見ではあるが、では実際にはどちらが強いのだ ろうか? 


 アイアンマンはパワードスーツを着用することで堅牢(けんろう)さや多彩な攻撃力を発揮する。一方、今回の鬼は生物兵器として開発されたため人間 離れした視覚や嗅覚(きゅうかく)を備えてはいるが、サイボーグやロボットではないので肉体に損害を与えれば死亡することもある。とはいっても、それはア イアンマンに変身するトニー・スタークも同じこと。鬼やアイアンマンが身を包んでいる強化スーツは通常の武器が効かないようになっているので、これは互角 といっていい。


 では、攻撃面ではどうだろうか。アイアンマンの標準的攻撃用兵器は常にガントレットの手のひらから発射される「リパルサーレイ」で、遠距離攻撃に は向いていそうだが近距離では不利になりそうだ。一方、前作では腕に仕込まれたワイヤーナイフで佐藤さんたちを真っ二つにしていた鬼は、今回、右手指の一 本一本がスタンガンとなっている。鬼に捕まると黒焦げになるまで離してくれないというわけだ。どちらも死ぬには変わりないが、じわじわとなぶり殺すような 方法を取るあたりはさすが鬼だけに鬼畜じみている。


 防御面も攻撃面も、ほぼ互角。前作の鬼からは無事逃げ切ることができた主人公たちだが、今回の鬼ははるかに手ごわい。どのような手段で鬼から逃げ ることができるのかをハラハラ見守りつつも、アイアンマンと鬼のどちらが強いのかを見比べるというのも映画の一つの楽しみ方だろう。


映画『リアル鬼ごっこ2』は6月5日より全国公開




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