>2008年のベン・スティラー監督・主演映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で、トム・クルーズが演じた レス・グロスマンの映画が製作されるかもしれない。
レス・グロスマンは、ハンサムでチャーミングなイメージのトムとはかけ離れた、強欲なハリウッドの映画プロデューサー。ハゲでデブ、毛むくじゃら という誰もが嫌悪感を覚える外見に、利己的で高圧的な態度は、一度みたら忘れられないほど強烈なキャラクターだ。
そのレス・グロスマン役で、6月6日に開催されたMTVムービー・アワーズの授賞式に登場したトムが、レス・グロスマンの映画を製作するかと問い かけたE! Onlineに対して、「今、取り組んでいるところだよ」とほほえみ、もう一度「そうさ!映画化を進めているところだ」と答えたとのこと。
レス・グロスマンは、今回のMTVムービー・アワーズの授賞式のプロデューサーという設定で、授賞式前からCMに登場し、『ニュームーン/トワイ ライト・サーガ』で人気のロバート・パティンソンとテイラー・ロートナーの2人とCM共演している。また、トムが自身の主演映画『卒業白書』で演じた、高 校生のジョエルとレス・グロスマンの二役を演じているCMのバージョンもあり、大きな話題となった。
授賞式では、ヒップホップ好きなレス・グロスマンが、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でも聴いていた、リュダクリスの曲「Get Back」にのって美女たちと踊っているところへ、ジェニファー・ロペスが登場し、2人でダンスを披露するというサプライズがあり盛りあがった。
47歳の現在も、ハンサムでA級スターのトムだが、サイエントロジーの広告塔としての活動や愛娘スーリちゃんへの親バカぶりから、アメリカの映画 ファンからは呆れられている部分もある。トムのコメディセンスが光る、レス・グロスマンのキャラクターは、今後のトムに俳優として新境地を切り開くだろう と、レス・グロスマン映画の製作に期待が集まっている。