超日本語吹替え版はもはや定番!映画『エアベンダー』監修に「信長の野望」「三國志」のゲームプロデューサー

シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>映画『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマランが放つ究極のパワー・スペクタクル超大作、映画『エア ベンダー』が、4月9日に公開され話題となった、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『シャッター アイランド』に引き続き、「超日本語吹替え版」を製作中であることがわかった。

 「超日本語吹替え版」とは、観客が映像に集中し、演じた俳優がまるで日本語を話しているように見えるよう、工夫を凝らした日本語吹替え版のこと。 翻訳的な言い回しを避け、違和感のない話し言葉にこだわっている。映画『シャッター アイランド』では、超日本語吹替え版の動員数が全体の25.4パーセントを占め、通常の吹替版興行の約2倍を記録、日本語吹替え版の歴史を変えた。


 今回、映画『エアベンダー』の「超日本語吹替え版」を監修したのは、歴史シミュレーションというジャンルを確立させた伝説のゲーム「信長の野望」 「三國志」などを手掛けてきた、ゲームプロデューサーのシブサワ・コウ。「わたしの初の試みである洋画の日本語吹替え版監修。しかし、そこに抵抗感はな かった」と語るシブサワは、「わたしの世界であるゲームも、また、それが映画の世界でも、追求することは一つ。エンターテインメントとして、それをいかに 堪能(たんのう)できるか、その世界に入り込めるかである」とし、今回の監修を快く引き受けた。


 ゲームを制作する上で、作品への「没入感」に最も意識を注力しているというシブサワが、壮絶な宿命を描いたドラマを、「アクションはよりダイナ ミックに、ドラマはよりエモーショナルに、画面に没入する感覚を堪能してほしい」との思いで仕上げるという。


 『エアベンダー』は、気、水、土、火という4つの国が存在する世界を舞台に、戦乱の世に調和をもたらす“エアベンダー”の少年アンの戦いの物語。 ゲーム界の天才が本作をどのように仕立て上げたのか、その「超日本語吹替え版」にも注目が集まる。


映画『エアベンダー』は7月17日より丸の内ルーブルほかにて全国公開


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