シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>日本のイルカ漁を描いた映画『ザ・コーヴ』がたび重なる抗議活動や街宣予告を受け東京と大阪での上映中止に追い込まれ たが、そんな中、本作のでナビゲーターを務めるリック・オバリー氏が来日し、17日に明治大学で上映会とティーチ・インが行われる予定だったが急きょ中止 が決定した。
>日本のイルカ漁を描いた映画『ザ・コーヴ』がたび重なる抗議活動や街宣予告を受け東京と大阪での上映中止に追い込まれ たが、そんな中、本作のでナビゲーターを務めるリック・オバリー氏が来日し、17日に明治大学で上映会とティーチ・インが行われる予定だったが急きょ中止 が決定した。
本イベントは明治大学の駿河台キャンパスにてリック・オバリー氏を迎え上映会が行われるはずだった。開催3日前の中止に対して会場側の明治大学 は、「平日は授業があり、この上映会が授業に支障をきたす恐れがあるため、お断りをしました。次に、休日の場合ですが、毎週他団体(検定試験や、予備校の 模擬試験等)へお貸出しをしております。よって、平日同様に他団体へ影響を及ぼすような内容での貸し出しは、資産管理課としても控えたいと思っておりま す」と中止の理由を説明した。
すでに劇場での上映は中止が決定しているが、この理由について配給元のアンプラグドでは「公開が近づくにつれ、シネマート六本木(上映館)に対し ての抗議電話や弊社さらには取引先様への街宣活動の予告を受けるようになり、劇場近隣店舗、取引先さらには個人の方に対し多大なご迷惑をお掛けする可能性 が高まった。劇場をご利用いただくお客様が安心して映画をご鑑賞いただく環境を阻害されることが懸念される状況になった」と説明しており、今回も大学側に そのような抗議があったのかについては明かされていないが、安全策をとったといえる。
映画『ザ・コーヴ』の今後の劇場公開について、現在も配給元では協議を続けており、6月中に詳細を発表するとのこと。