シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>昨年、『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ監督と『マトリックス』シリーズのアンディ、ラリー・ウォシャウス キー兄弟が協力して、新作映画を企画していることが明らかになったが、その作品にトム・ハンクスをはじめとする豪華スターが顔をそろえるかもしれない。
>昨年、『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ監督と『マトリックス』シリーズのアンディ、ラリー・ウォシャウス キー兄弟が協力して、新作映画を企画していることが明らかになったが、その作品にトム・ハンクスをはじめとする豪華スターが顔をそろえるかもしれない。
業界紙プロダクション・ウィークリーが伝えたところによると、デイヴィッド・ミッチェルの連作短編集「クラウド・アトラス」(原題)の映画化作品 の出演者として、トム・ハンクス、ハル・ベリー、ジェームズ・マカヴォイ、イアン・マッケラン、ナタリー・ポートマンにオファーがされたとのこと。出演が 決まったわけではないが、彼らがそろって出演するとなると、かなり興味深い作品になるのは間違いないだろう。
「クラウド・アトラス」(原題)は、それぞれ繋がりのある6つの短編小説で構成された物語で、それぞれ異なったジャンル、時代背景で展開されてい る。昨年、同短編集を脚色していることを明かしたティクヴァ監督は、6つのエピソード全てを映画化するのか、それとも1つのエピソードのみなのかは明らか にしなかったが、短編集では最後に全ての物語がひとつに繋がっていることがわかる構成なので、異なるジャンルで構成された6エピソード全てを映画化すると なると、かなり挑戦的な映画になるだろう。
ティクヴァ監督は、久々に母国ドイツで、新作映画『Drei』(原題)を完成させたばかりで、次回監督作品として自らが脚色した『クラウド・アト ラス』(原題)を選ぶのか明らかにされていない。本作のほかに、ティクヴァ監督は、デイヴ・エガーズの小説「ホワット・イズ・ザ・ホワット」(原題)の映 画化にも関わっている。