ブログネタ:昔かっこいいと思ってやっていたこと
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ま、いわゆるピアスですけど。
当時はあれがかっこいいと思ってね~~~。毎日のようにとっかえひっかえピアスをつけて気取って歩いていたものです。
ちなみに今でも耳のピアスはかっこいいと思ってます。
ただ昔程がむしゃらに「何が何でもピアスはしなくちゃ!」と思い詰めているわけではないので、ふと気づけば「ここ数ヶ月というもの全然ピアスしなかったわ、ひょっとしたら1年ぐらいしてないかも?」という状況に陥っていることがよくあるんですよね。
そんな時心配になるのがピアスホールの現状。
一度しっかり完成させたホールですから数ヶ月ぐらいほうっておいても穴が閉じるということはないんですが、でもなんとなくこう、中の方で老廃物とかたまって埋まってるんじゃないかと心配になるんですよ。
以前はピアス本体をに消毒液(マキ○ンとか)をつけて耳に通していたんですが、ピアスの形状上、なかなか無駄なく効率よく満遍なく手際よくとはいかないもので、何かいい方法はないものだろうかとずっと考えていたのです。
そうしたら同じような事を私以上に真剣に考えて下さった方がいて、今はPIAFLOSS(ピアフロス) といういいものが出てるんですよね~。
「フロス」というと「デンタルフロス」を真っ先に思い浮かべると思いますが、使い方はあれとほぼ同じで、歯の隙間の代わりにピアスホールにフロスを通して内部をお掃除するという仕組みです。
写真見ると一目瞭然ですね。
デンタルフロスと違うのは、動かすのが一方向であるということ。
ピアスを入れるのと同様に、前からフロスをさしこんで、そのまますっと通して後ろから引き抜きます。
えっ? それだけだったらデンタルフロス使えばいいじゃんって?
ちっちっち、甘いです。
もしピアスホールにデンタルフロス通そうと思ったら、たぶんフロスを布団針(刺繍針でもいいかな?)に通すとかそういう作業が必要になるでしょう。
だって、ピアスってほとんどが金属製でしょ?
それにピアスホールだって5円玉みたいに耳の真ん中に向こうが見えるような大きな穴があいているのとはワケが違うでしょ?
弾力のある「耳」という生体を貫通させるためにはフロスにも金属なみの硬度と強度が必要なんですよ。
その困難な壁を超えたのがこの「ピアフロス」で、実はこれ、和紙でできているんです。おそるべし、日本古来の伝統、紙漉の技術! 修練を積んだ匠の技!!
――ま、早い話、言ってみれば「こより」なわけなんですが。
はいはいはい、そこ、いきなり「こよりなら」と手近なティッシュを丸め始めない!
ティッシュ、和紙じゃないですから。減量も製法も違いますからね。
和紙というのは薄くても非常に強靱なんです。
だからこそ、ピアスホールを通るような細い細いこよりが作れるんですね。
ちなみにどれだけ強靱かというと、使い終わったピアフロスの両端を持って思い切り引っ張っても私の力ではちぎることはできませんでした。
さて、このピアフロスが和紙である理由には強靱さの他にもう一つあって、それは液体を浸透させられるということ。液体に浸せば数秒でフロス内部にまでそれが染み渡るんですね。
すなわち消毒液に浸したピアフロスをピアスホールに通せば、ホールの内側にまで消毒液が満遍なく行き渡るということです。これが画期的なんですよ!
前置きが長くなってしまいましたが、そもそもピアフロスはフロスと洗浄用のハーブウォーターがセットになって売られている物です。
ハーブウォーターには二種類あって、すぅーっとスッキリ爽快なミントウォーター(緑)とアロマな香りのローズウォーター(ピンク)から。私が試したのはローズウォーターの方ですが、フロスを抜き去った瞬間に漂うバラの香りがなんとも気持ちよかったです♪
上部のフタをあけるとこんな具合にフロスが入っています。
先端が緑色なのはピアスホールに入りやすいようにコーティングされているため。
ちなみに下の部分は白いです。
この白い部分ではどうあがいても耳に入れることはできませんでした。
容器をひっくり返して反対側のキャップを外し、フロスの白い部分ををローズウォーターに浸します。
つけるのは精々5秒。入念に、と思ってそれ以上長くつけておくと、緑の部分にまでロースウォーターが浸透してほとびてしまい、さすがの和紙も濡れると強度が失われるのでやっぱりピアスホールに入らなくなります。
ローズウォーターにつけた部分は水を吸ってふくらみます。
上のフロスはつけてないものです。比較すると太さの違いが分かります。
アップで見るとよりはっきりしますね。
ここでぼんやりしてると緑の先端部分にまでローズウォーターが浸透してくるので、急いでピアスホールに通します。この時慌ててホールの位置を確認しないまま適当に耳にあてて力をこめると、幾ら強靱とは言っても所詮はこより、物は紙ですから、ピアフロス、曲がったり折れたりします。
折れたままだと当然ながらピアスホールに入りませんので、被害部分が短ければその部分をハサミでカットします。
カットしても尚、緑の部分が残っていればなんとかピアスホールに入れることはできますが、なるべくフロスを無駄にしないためにも闇雲にアタリをつけてフロスを通そうとするのではなく、ちゃんと鏡見てホールの位置を確認しつつ通した方がいいかもしれません。
一度通ればしめたもの、あとはゆっくり引き抜くだけですが、ハーブウォーターを吸ったフロスがどれだけ膨張したかは見た目よりもホールを通すときの抵抗でよくわかります。緑の部分は余裕をもって楽に入ったはずの細いフロスが、白い部分ではピアスホールの直径一杯に広がっているのを感じることができるはずです。これを引き抜けばピアスホールに詰まった汚れが掻き出されてすっかり落ちるだろうというのがよくわかります。
ひょっとしたら引き抜くときにはちょっとばかりローズウォーターを絞り出す感じになるかもしれません。そのフロスからこぼれた一滴が甘いバラの香りを耳元に残していってくれるのでしょう。
昔は耳にピアスの穴をあけるのがかっこいいと思っていたけれど、今はその穴をピアフロスでお掃除して清潔に保つのがかっこいいと思ってやってます。
バラの香りもはなやかよん♪
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ま、いわゆるピアスですけど。
当時はあれがかっこいいと思ってね~~~。毎日のようにとっかえひっかえピアスをつけて気取って歩いていたものです。
ちなみに今でも耳のピアスはかっこいいと思ってます。
ただ昔程がむしゃらに「何が何でもピアスはしなくちゃ!」と思い詰めているわけではないので、ふと気づけば「ここ数ヶ月というもの全然ピアスしなかったわ、ひょっとしたら1年ぐらいしてないかも?」という状況に陥っていることがよくあるんですよね。
そんな時心配になるのがピアスホールの現状。
一度しっかり完成させたホールですから数ヶ月ぐらいほうっておいても穴が閉じるということはないんですが、でもなんとなくこう、中の方で老廃物とかたまって埋まってるんじゃないかと心配になるんですよ。
以前はピアス本体をに消毒液(マキ○ンとか)をつけて耳に通していたんですが、ピアスの形状上、なかなか無駄なく効率よく満遍なく手際よくとはいかないもので、何かいい方法はないものだろうかとずっと考えていたのです。
そうしたら同じような事を私以上に真剣に考えて下さった方がいて、今はPIAFLOSS(ピアフロス) といういいものが出てるんですよね~。
「フロス」というと「デンタルフロス」を真っ先に思い浮かべると思いますが、使い方はあれとほぼ同じで、歯の隙間の代わりにピアスホールにフロスを通して内部をお掃除するという仕組みです。
写真見ると一目瞭然ですね。
デンタルフロスと違うのは、動かすのが一方向であるということ。
ピアスを入れるのと同様に、前からフロスをさしこんで、そのまますっと通して後ろから引き抜きます。
えっ? それだけだったらデンタルフロス使えばいいじゃんって?
ちっちっち、甘いです。
もしピアスホールにデンタルフロス通そうと思ったら、たぶんフロスを布団針(刺繍針でもいいかな?)に通すとかそういう作業が必要になるでしょう。
だって、ピアスってほとんどが金属製でしょ?
それにピアスホールだって5円玉みたいに耳の真ん中に向こうが見えるような大きな穴があいているのとはワケが違うでしょ?
弾力のある「耳」という生体を貫通させるためにはフロスにも金属なみの硬度と強度が必要なんですよ。
その困難な壁を超えたのがこの「ピアフロス」で、実はこれ、和紙でできているんです。おそるべし、日本古来の伝統、紙漉の技術! 修練を積んだ匠の技!!
――ま、早い話、言ってみれば「こより」なわけなんですが。
はいはいはい、そこ、いきなり「こよりなら」と手近なティッシュを丸め始めない!
ティッシュ、和紙じゃないですから。減量も製法も違いますからね。
和紙というのは薄くても非常に強靱なんです。
だからこそ、ピアスホールを通るような細い細いこよりが作れるんですね。
ちなみにどれだけ強靱かというと、使い終わったピアフロスの両端を持って思い切り引っ張っても私の力ではちぎることはできませんでした。
さて、このピアフロスが和紙である理由には強靱さの他にもう一つあって、それは液体を浸透させられるということ。液体に浸せば数秒でフロス内部にまでそれが染み渡るんですね。
すなわち消毒液に浸したピアフロスをピアスホールに通せば、ホールの内側にまで消毒液が満遍なく行き渡るということです。これが画期的なんですよ!
前置きが長くなってしまいましたが、そもそもピアフロスはフロスと洗浄用のハーブウォーターがセットになって売られている物です。
ハーブウォーターには二種類あって、すぅーっとスッキリ爽快なミントウォーター(緑)とアロマな香りのローズウォーター(ピンク)から。私が試したのはローズウォーターの方ですが、フロスを抜き去った瞬間に漂うバラの香りがなんとも気持ちよかったです♪
上部のフタをあけるとこんな具合にフロスが入っています。
先端が緑色なのはピアスホールに入りやすいようにコーティングされているため。
ちなみに下の部分は白いです。
この白い部分ではどうあがいても耳に入れることはできませんでした。
容器をひっくり返して反対側のキャップを外し、フロスの白い部分ををローズウォーターに浸します。
つけるのは精々5秒。入念に、と思ってそれ以上長くつけておくと、緑の部分にまでロースウォーターが浸透してほとびてしまい、さすがの和紙も濡れると強度が失われるのでやっぱりピアスホールに入らなくなります。
ローズウォーターにつけた部分は水を吸ってふくらみます。
上のフロスはつけてないものです。比較すると太さの違いが分かります。
アップで見るとよりはっきりしますね。
ここでぼんやりしてると緑の先端部分にまでローズウォーターが浸透してくるので、急いでピアスホールに通します。この時慌ててホールの位置を確認しないまま適当に耳にあてて力をこめると、幾ら強靱とは言っても所詮はこより、物は紙ですから、ピアフロス、曲がったり折れたりします。
折れたままだと当然ながらピアスホールに入りませんので、被害部分が短ければその部分をハサミでカットします。
カットしても尚、緑の部分が残っていればなんとかピアスホールに入れることはできますが、なるべくフロスを無駄にしないためにも闇雲にアタリをつけてフロスを通そうとするのではなく、ちゃんと鏡見てホールの位置を確認しつつ通した方がいいかもしれません。
一度通ればしめたもの、あとはゆっくり引き抜くだけですが、ハーブウォーターを吸ったフロスがどれだけ膨張したかは見た目よりもホールを通すときの抵抗でよくわかります。緑の部分は余裕をもって楽に入ったはずの細いフロスが、白い部分ではピアスホールの直径一杯に広がっているのを感じることができるはずです。これを引き抜けばピアスホールに詰まった汚れが掻き出されてすっかり落ちるだろうというのがよくわかります。
ひょっとしたら引き抜くときにはちょっとばかりローズウォーターを絞り出す感じになるかもしれません。そのフロスからこぼれた一滴が甘いバラの香りを耳元に残していってくれるのでしょう。
昔は耳にピアスの穴をあけるのがかっこいいと思っていたけれど、今はその穴をピアフロスでお掃除して清潔に保つのがかっこいいと思ってやってます。
バラの香りもはなやかよん♪