>待望のシリーズ第3弾となる『トワイライト・サーガ エクリプス』(11月日本公開)の全米公開が6月30日に決定し、公開に先駆けて現地時間6月24日(木)にロサンジェルス・フィルム・フェスティバルの 会場にてLAプレミアが開催された。ハリウッドで最もホットな俳優といわれるロバート・パティンソン、私生活でも彼との交際が噂されるクリステン・スチュ ワート、テイラー・ロートナー、ダコタ・ファニング、デヴィット・スレイド監督がカーペットを歩いた。
今回は、映画にちなんでレッドカーペットならぬブラックカーペットが敷かれた。一般客スペースは700席しかないにもかかわらず、1週間前からテン トを持ち込み、彼らをひと目でも見たい“トワイライター”たちが会場に集結、その数なんと『ニュームーン トワイライト・サーガ』(09)のプレミアをはるかに越える9000人! ロバート・パティンソンをはじめとするキャストが登場すると大歓声と絶叫の嵐に。彼らはそんなファンにサインで応えるなど、イベントは最高潮の盛り上がり を見せた。
Nokia Theater内で行われたプレミア上映会も、会場が暗くなるだけで約3000人が大歓声。映画のタイトルが現れるとその歓声は最高潮に達した。本編が始 まると主要なキャストが登場するたびに歓声があがり、今回のキーとなるジェイコブとのキスシーンでは叫び声に。そして映画終了と共にまた拍手と大歓声に包 まれた。
ロバート・パティンソン(エドワード役)は、今回は体も鍛えてたくさんスタントもこなしたと聞いたが、という問いかけに「たくさんバトルシーンがあ るからね。でもバトルシーンをこなすだけでスタントって言えるのかな?」と苦笑気味に語った。エドワードとジェイコブ、ふたりの愛に揺れるベラ役を演じる クリステン・スチュワートは、その愛に揺れる難しい役をどう演じたかと問われると、「ベラは直感で動いているのだと思う。キスするまでも5秒だけど、でも 何をしてしまったのか、心底後悔したりするのも一瞬でわかるのよね。ベラはエドワードと出会って、本当に盲目的に愛を捧げているから、ジェイコブに向き合 うことで、違う角度から自分の愛を確かめることができるの。まっすぐの愛のまま進むと、何も考えずに突き進んでいっちゃうでしょ。でも違う角度から物事を 考えるってすごく大切だと思うの」。その一方の相手、ジェイコブを演じるテイラー・ロートナーは「本当に感激だな。何百人ものファンが、ここに1週間泊 まってこの日を楽しみにしてくれていたなんて。圧倒されるよ」と、これだけの観衆が集まったことに驚いていた。
日本公開までまだ5ヶ月近くあるが、ここ日本でも多くのトワイライターたちがわくわくしながら待っていることだろう。今作ではベラを守るため、エド ワードは恋のライバルであり、天敵でもあるオオカミ族のジェイコブと手を組むことになる。さらに加速する三角関係、そしてベラの激しく揺れる恋心の行方は どうなるのか。全世界の女性を虜にしたメガヒットシリーズ第3弾に期待したい。