時 事通信より(以下一部抜粋)

米カリフォルニア州運輸局が、高速道路の土手に描かれた愛国的な壁画を単なるいたずら書きとみなして灰色に塗りつぶしたことに、シュワルツェネッガー知事 の怒りが爆発した。

 この壁画は、2001年9月11日の米同時テロの犠牲者を追悼するため、サンフランシスコとシリコンバレーを結ぶ680号線の土手に10.5メートルに わたって描かれた米国旗。しかし、4日の独立記念日を前に灰色に塗りつぶされてしまった。

 シュワルツェネッガー知事は2日声明を出し、「運輸局が最近、9・11の悲劇を受けて680号線の横に描かれた愛国的で意義深い旗の壁画を消してしまっ たことを知った。われわれが独立を祝い、幸運にもこの国で享受している自由について考える日のほんの数日前にこんなことをするとは、とんでもないことだ」 と運輸局を強く非難。「この8年半の間、680号線を通行するドライバーを元気付けてくれた壁画の作者に陳謝する」と表明した。

 壁画を描いたエリック・ノダ氏は地元テレビ局に対し、「これをいたずら書きとみなすべきではない。良いできばえの旗だったし、わたしは米国の一部だと感 じていた」と語り、運輸局の措置に当惑している


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