先月30日に自宅で首をつった韓流スター、パク・ヨンハさん(享年32)。自殺まで追い込まれた背景に、深刻な借金があったことが、分かってきた。衝撃 的な事実を明かすのはヨンハさんの知人。「父親の医療費が莫大となり、支払いに頭を悩ませていたようだ」と語る。

 末期の胃がんに冒されていたヨンハさんの父親は、ヨンハさんのはからいで、ソウル市内でも屈指のがん治療に実績がある病院に入院していた。「ヨンハさん は、絶対に一般人と接触しないよう病院側に求め、病院側もVIP待遇で受け入れていた。負けず嫌いの性格の上、親孝行をしたい一心で、月額1億8000 ウォン(約1300万円)にものぼる巨額な医療費を支払い続けていた」という。


 「冬のソナタ」で大ブレークしたヨンハさんだが、韓国内では主演ドラマや映画の成績が今ひとつ。「実は苦手だった歌でも稼ぎが伸びず、支払いに苦しんで いたようです」と先の知人は語る。


 借金は思わぬところからも、もたらされた。8日発売の「週刊新潮」によると、ヨンハさんは一昨年、個人事務所を立ち上げたが、売れない時代から苦楽をと もにしてきたマネジャーが高級クラブで散財。「女性セブン」によると、3000万円もの大金を持ち逃げしたという。


 ヨンハさんの父は14年前に事業の失敗で多額の借金を作り、ガス代や水道代にも事欠く中、ヨンハさんが地道に返済してきた。女性セブンによると、10年 来、睡眠薬が手放せなかったとも。ようやく解放されたところに再び襲ってきた借金に、ヨンハさんは未来への希望をふっと見失ってしまったのだろうか