オ
リコンより(以下一部抜粋)
>10日に公開された米映画『プレデターズ』(ニムロッド・アーントル監督)に日本人のヤクザ・ハンゾー役で出演している米俳優ルイ・オザワが来日し、イン タビューに応じた。オザワは米ニューヨーク生まれ、日本人の母と台湾人の父のあいだに生まれたハーフで、生活言語は英語だが、日本語も流暢に話す。しか も、その風貌はお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志にそっくり。オザワも「昔から、みんなに言われています(笑)」と自覚しており、左股関節唇損傷手術 のため休養中の松本に「いつか会ってみたいですね。一緒に写真を撮りたい」とラブコールを送った。
同作は、1987年にアーノルド・シュワルツェネッガー(現カリフォルニア州知事)主演で大ヒットした『プレデター』を、ハリウッド随一の奇才ロバー ト・ロドリゲスのプロデュースで“再起動”させた新作。舞台を未知の惑星に置き換え、傭兵、殺し屋、特殊工作員など、戦闘のエリートであり冷血な殺人鬼で もある“最強の人類”が、地球外生命体・プレデターと死闘を繰り広げる様を描く。
オリジナル作品(シリーズ)の特徴でもあったプレデターたちの“狩り”に象徴される武士道精神は、今作にも踏襲され、それを体現する役割をオザワ演じる ハンゾーが担った。ハンゾーが日本刀を武器に、プレデターと1対1の対決をするシーンは、往年のファンもワクワクする見どころの1つ。オザワは剣道二段の 腕前を誇り、「黒澤明の『用心棒』のようなワイドのショットや俯瞰で撮った映像など、荒っぽい映画の中で美しいシーンになりましたね」と満足そうに2、3 度頷いた。
同シーンの撮影は天候不良で1週間ほどスケジュールが先延ばしになり、その分、殺陣の練習に十分な時間が与えられた運にも恵まれたという。オザワは「ロ バートもニムロッドも、どうしても昔風の決闘シーンを撮りたいとこだわって、みんなが満足するまで撮り直しました。結果的に思い描いた通りのシーンになり ました」と話した。
◆浅野忠信の大ファン 菊地凛子ともいつか共演したい
ニューヨークを拠点に俳優業を続けるオザワ。映画デビューは1999年『ON THE Q.T.』(日本未公開)。次回作に、ダグ・グリーマン監督のアクションスリラー『FAIR GAME』が控えるが、演技力云々の前に、「東洋人の役が少ないことが、一番厳しい」とこぼす。
「(生活費を稼ぐために)レストランで働いたこともあるし、弁護士のオフィスに勤めたこともある。俳優の仕事に見切りをつけようと思って、カメラマン (写真)をやっていた時期もある。それでも、オファーが来れば現場に行った。演技をすることがどうしようもなく好きで、これしか仕事として続けられない」 とオザワはキッパリと言い切った。ままならない現実にも「僕には夢がある。アクターとしてこうありたいと思う所にまだ達していないので、これから先10年 経っても僕はアクターをやっていきたい」と語る。
俳優としての夢は何か。「ロマンティックコメディの主役をやってみたい。僕にとってはいい挑戦になると思う。一番の夢はウエスタン(西部開拓時代を舞台 にした物語)なんですね。当時、ゴールドラッシュを目指して渡米した東洋人は、主に中国人ですが、たくさんいたそうです。あの時代に活躍した東洋人のお話 しをいつかやってみたい」。日頃からそう思っているのだろう、オザワはすらすら答えた。
さらに、日本進出にも意欲を示す。「浅野忠信さんの大ファンです。彼と共演できたらいいですね。女優さんでは、ニューヨークの地下鉄で偶然見かけたこと がある菊地凛子さん。どうぞ、よろしくお願いします」とアピールしていた。
>10日に公開された米映画『プレデターズ』(ニムロッド・アーントル監督)に日本人のヤクザ・ハンゾー役で出演している米俳優ルイ・オザワが来日し、イン タビューに応じた。オザワは米ニューヨーク生まれ、日本人の母と台湾人の父のあいだに生まれたハーフで、生活言語は英語だが、日本語も流暢に話す。しか も、その風貌はお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志にそっくり。オザワも「昔から、みんなに言われています(笑)」と自覚しており、左股関節唇損傷手術 のため休養中の松本に「いつか会ってみたいですね。一緒に写真を撮りたい」とラブコールを送った。
同作は、1987年にアーノルド・シュワルツェネッガー(現カリフォルニア州知事)主演で大ヒットした『プレデター』を、ハリウッド随一の奇才ロバー ト・ロドリゲスのプロデュースで“再起動”させた新作。舞台を未知の惑星に置き換え、傭兵、殺し屋、特殊工作員など、戦闘のエリートであり冷血な殺人鬼で もある“最強の人類”が、地球外生命体・プレデターと死闘を繰り広げる様を描く。
オリジナル作品(シリーズ)の特徴でもあったプレデターたちの“狩り”に象徴される武士道精神は、今作にも踏襲され、それを体現する役割をオザワ演じる ハンゾーが担った。ハンゾーが日本刀を武器に、プレデターと1対1の対決をするシーンは、往年のファンもワクワクする見どころの1つ。オザワは剣道二段の 腕前を誇り、「黒澤明の『用心棒』のようなワイドのショットや俯瞰で撮った映像など、荒っぽい映画の中で美しいシーンになりましたね」と満足そうに2、3 度頷いた。
同シーンの撮影は天候不良で1週間ほどスケジュールが先延ばしになり、その分、殺陣の練習に十分な時間が与えられた運にも恵まれたという。オザワは「ロ バートもニムロッドも、どうしても昔風の決闘シーンを撮りたいとこだわって、みんなが満足するまで撮り直しました。結果的に思い描いた通りのシーンになり ました」と話した。
◆浅野忠信の大ファン 菊地凛子ともいつか共演したい
ニューヨークを拠点に俳優業を続けるオザワ。映画デビューは1999年『ON THE Q.T.』(日本未公開)。次回作に、ダグ・グリーマン監督のアクションスリラー『FAIR GAME』が控えるが、演技力云々の前に、「東洋人の役が少ないことが、一番厳しい」とこぼす。
「(生活費を稼ぐために)レストランで働いたこともあるし、弁護士のオフィスに勤めたこともある。俳優の仕事に見切りをつけようと思って、カメラマン (写真)をやっていた時期もある。それでも、オファーが来れば現場に行った。演技をすることがどうしようもなく好きで、これしか仕事として続けられない」 とオザワはキッパリと言い切った。ままならない現実にも「僕には夢がある。アクターとしてこうありたいと思う所にまだ達していないので、これから先10年 経っても僕はアクターをやっていきたい」と語る。
俳優としての夢は何か。「ロマンティックコメディの主役をやってみたい。僕にとってはいい挑戦になると思う。一番の夢はウエスタン(西部開拓時代を舞台 にした物語)なんですね。当時、ゴールドラッシュを目指して渡米した東洋人は、主に中国人ですが、たくさんいたそうです。あの時代に活躍した東洋人のお話 しをいつかやってみたい」。日頃からそう思っているのだろう、オザワはすらすら答えた。
さらに、日本進出にも意欲を示す。「浅野忠信さんの大ファンです。彼と共演できたらいいですね。女優さんでは、ニューヨークの地下鉄で偶然見かけたこと がある菊地凛子さん。どうぞ、よろしくお願いします」とアピールしていた。