映画.com より(以下一部抜粋)

>クリストファー・ノーラン 監 督が7月8日、英ロンドンで行われた最新作「インセプション 」 のワールドプレミアの席上で、英BBCの取材に対して「いつかボンド映画を監督したい」と発言した。

ノーラン監督は、「子どもの頃から 『007』シリーズのファンだった」と告白。「自分にとって、『007』シリーズは映画が持つ広がりや可能性の象徴のようなもの。いつかボンド映画をやっ てみたい」と話し、同時に「インセプション 」がボンド映画の影 響を受けていることを明かした。事実、米ローリング・ストーン誌の映画評論家ピーター・トラバースは、同作を「『ジェームズ・ボンド 』ミーツ『マトリックス 』」と評し、現在一部キャンペーンでそのキャッチフレー ズが使用されている。


もちろん、現時点ではあくまでもノーラン監督の純粋な願望でしかないが、欧米の映画メディアはこの発言をいっせいに 好意的に報じた。周知の通り、「007」シリーズの権利を保有する米スタジオMGMの財政問題にからみ、同シリーズの新作「ボンド23(仮題)」の製作は 無期限で延期されている。


なお、ノーラン監督は今後しばらく休暇を取ったあと、2012年7月公開が決定した「ダークナイト 」続編の準備に入るという。ちなみに、同ワールドプレミ アで、「インセプション 」にも出演するバットマンの執事役マイケル・ケイン が漏らしたところによれば、「ダークナイト 」続編は来年4月のクランクインを予定しているとのこ と。仮にノーラン版「007」が実現するにしても、数年以上先のことになりそうだ



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