映画.com より(以下一部抜粋)

>香港出身の俳優ジャッキー・チェン と米俳優ジェイデン・スミス が8月5日、主演最新作「ベスト・キッド 」(ハラルド・ズワルト 監督)のプロモーションで会見した。プロデューサーを務めるジェイデンの両親、ウィル・スミス ジェイダ・ピンケット・スミス も同行し、初めて親子3人そろっての来日を果たした。

同作は1984年に大ヒットした青春空手映画を、舞台を中国に、空手をカンフーに置き換えてリメイク。母と2人でアメリカから北京に引っ越してきた少年ドレが、カンフーの達人との出会いを経て成長していく姿を描く。


何度も撮影に足を運んだというウィルは、「良い映画は時代や文化を越えて語り継がれていくものだと思う。僕が子どものころ大好きだった『ベスト・キッド 』(84)は、僕に映画を作りたいと思わせてくれる作品だった」と述懐。妻のジェイダは、「ジャッキーの仕事ぶりを間近で見ることはすごく貴重な経験だった。彼は師匠を演じただけでなく、実際にジェイデンの師匠だった」とアジアを代表するアクションスターに敬意を表した。


初 めてのキスシーンに挑戦したジェイデンは、「パパから口を閉じるようにアドバイスされたけど、パパこそ口を閉じるべきだよね」と終始ハイテンションなウィ ルとは対照的なクールぶり。当のウィルは、キスシーンの指南として実際にジェイダにキスをするなど、ラブラブな様子を見せつけ盛り上げた。ジャッキーは、 「師匠役のオファーが来て、『ああ、僕もそんな年になったか』と痛感した(笑)。ジェイデンは本当に才能あふれる俳優。このまま武術の訓練を続けたほうが いいから、中国に残るなら僕が養子にする! でもアメリカに帰るなら、ぼくをジャッキー・スミスとして養子にして!」と笑わせた。


また、ウィルは続編の可能性について「考えてはいるけど、素晴らしいオリジナルからどうやって全く新しいストーリーを生むか模索中なんだ。ただ映画を作ればいいわけじゃなくて、世界を少しでもよくできるような映画を作ることが重要なんだ」と真しに語った。


ベスト・キッド 」はソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給で、8月14日より全国で公開。



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