> フジテレビで放送中の韓国ドラマ『イケメンですね』が3日、視聴率6.9%を記録し同時間帯で1位となった。韓国メディアはドラマの快挙を伝えるとともに、日本で「新韓流」熱風が巻き起こっていると報じている。

 『イケメンですね』は4人組の超人気バンドA.N.JELLの活躍や、メンバーたちの恋愛を描いた青春ラブコメディ。兄のかわりにバンドのメンバーに加 わる女の子を『宮S~Secret Prince』のパク・シネが、バンドのリーダーを映画『着信アリ Final』や『ファン・ジニ』に出演したチャン・グンソクが演じている。

 7月20日からフジテレビの「韓流α」で放送が開始され、視聴率は5-6%と同時間帯の2、3位を保つ好成績を見せていたが、3日に放送された第11話 では6.9%と1位を記録。ドラマが放送される午後3時30分は、テレビ朝日のサスペンスドラマ、TBSの『水戸黄門』、NTVの『ヤスコとケンジ』など 人気番組が放送されているが、それらを抑えての1位となった。

 韓国では2009年にSBSで放送されたが、ドラマ『IRIS-アイリス』と時間帯が重なったことで、高い視聴率は獲得できなかった。

 『イケメンですね』は、日本の韓国ドラマ専門チャンネル「KNTV」で初放送され、その後ファンらの希望によりフジテレビでの放送が決まったという。6 月には主演のチャン・グンソクと、パク・シネによるファンミーティングが渋谷で開かれたが、4千枚あまりのチケットは5分で完売。韓国メディアは、日本国 内での高い人気ぶりを証明したと報じている。