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より(以下一部抜粋)
> ビートニクを代表する作家ジャック・ケルアック の自伝的小説「路上(On the Road)」の映画化企画に、ビゴ・モーテンセン とエイミー・アダムス の参加が新たに決定した。それぞれ、作家ウィリアム・S・バロウズがモデルと言われるオールド・ブル・リーと、その妻ジョーンをモデルにしたジェーン を演じる。
1957年に発表された「路上 」は、主人公のサル・パラダイス (ケルアックがモデル)とディーン・モリアーティ(同じくビート・ジェネレーションを代表するニック・キャサディがモデル)がアメリカ大陸を放浪する姿を描いた小説。ヒッピームーブメントとカウンターカルチャーに大きな影響を与えた。
すでにサル役にサム・ライリー (「コントロール」)、ディーン役にはギャレット・ヘドランド (「トロン:レガシー 」)が決定しているほか、キルステン・ダンスト がカミーユ(キャサディの2番目の妻で作家のキャロライン)、クリステン・スチュワート がメアリールー(キャサディの最初の妻ルーアン・ヘンダーソン)を演じる。
今回の「路上 」の映画化は、フランシス・フォード・コッポラ 監督が30年以上にわたり実現に向けて尽力してきた企画で、同監督がプロデュースを手がける。メガホンをとるのは、チェ・ゲバラ を主人公にしたロードムービー「モーターサイクル・ダイアリーズ 」のウォルター・サレス 。同作からは、脚本ホセ・リベラ、撮影エリック・ゴーチエ、美術カルロス・コンティ、音楽グスターボ・サンタオラヤ らほとんどのスタッフが再集結することになっている。